もし。。。

今日も　お昼の食事介護のため母の所へ
ここのところ痰が絡んでチョット辛そうな母

そんな母の口に食事を運びながら　ふと思う
自分の知っている健康で明るく働き者の母

私の結婚を喜び　孫の誕生を喜び
一緒に旅行し　買い物をし　食事に行き
そして沢山の　お喋りをして過ごしてきた日々

もし　そのままの状態で今を迎えていたら
きっと孫の結婚を喜び　曾孫の誕生を喜び
楽しい日々が送れていたに違いないだろぅ。。。と

仮定法ではあるけど　それでも可能性ゼロでは
ないと信じて毎日　家族の話　家の話
ご近所の話…本当なら母が実際に経験するべき
状況を話して聞かせている

喜怒哀楽の感情は今は泣き顔でしか表現できない母
嬉しくても泣く　痛くても泣く　何かを伝えたくても
その泣き顔から母の感情を察するしかない

どんな状況下におかれても母は母。。。
いつか別れの時が来るのは分かっている
その時の　どこかで「もし…」の期待を抱く私です

（今朝の空）