いつも何かを夢見てる。

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偶然に病気が見つかる話。その1

2020-07-19 17:05:32 | 日記

私には持病がある。

甲状腺癌正確には甲状腺乳頭がんというもの。このタイプの甲状腺がんは進行が遅くて寿命が来て死ぬまで大きくならない場合もあるそう。癌があるのさえ知らずに亡くなる方もいるとか。もちろん手術すればもうそれで終わりなので手術してしまう人もいるけれど私の主治医は「大きさが1cm越えなければ転移の可能性は低いからしなくてもいいし手術してもいいよ」と言う。なので私は手術しないで1年に1回のエコーで経過観察にした。がんが見つかってから6年目、大きさは...あんまり変わらないからまだ癌は抱えている。んー...手術を選ばなかったのは、面倒と言うか仕事を休んだり合併症とか考えると、まだ様子見れるならばいいかな、と思う。もちろん手遅れになるリスクも抱えているけれど、転移しても進行が遅くて何もせずとも10年ぐらいは普通に生きるみたいだし、後10年も生きていればいいかなと思う。投げやりになっているわけではなく、それほど長生きしたいとも思っていない。高齢で寝たきりとか多くの人の介助が必要な人をたくさんみてきた。中にはそれでも家族と仲良く幸せそうにしている方々もいるし身体が不自由でも前向きな気持ちの方、自分のできることで社会に貢献している素晴らしい方々もたくさんおられる。でも私はこの世から離れて早く天国に行きたい(by Christian)。天国にいる父や友人にも会いたい。なんてね、生かされているのにいけないね...なんか書きたいことから離れているから本題に戻そう。

この甲状腺がんが見つかったのは偶然というか長い道のりでもう何年も前からなぜか右目の視力が落ちて眼鏡を作ったりしていたのだけどしだいに物が2重に見えるようになった(複視)幾つもの眼科にかかるも「検査しても異常なし」って。 (.本人は異常を感じていても検査結果に否定されるっていうね。)そのうちにどんどん悪化して仕事にも支障が出て来た。PCで記録読んだり入力に時間がかかったりで。いくつか眼科を転々とした中でとうとう異常を認めてくれた医師がいて「これは大学病院とか大きな病院に行ってください紹介状書きます、今予約もしてあげるね」と親切。後日その大きな病院に行き予約しても4時間待って検査を受けて結果をまた別の日に予約して4時間待って...聞き。血液検査で甲状腺のある抗体がものすんごく高いことが判明し「甲状腺眼症」と診断された。やっと原因がわかったーと喜んだのも束の間。特に治療法はないとのことで経過観察のみとなった.....。一生この視界で生きていくのかぁ..とガッカリしていたら教会の友人が自分も神経眼科にかかっていた時の先生が良いから行ってみたらとある眼科を紹介してくれた。行ってみたらその日のうちにあっけなく(?)斜視の手術をすることを勧められた。甲状腺とは関係なく老化現象だとか見た目斜視には見えないけれどちょっと目を逸らすとズレるのが見えるんだとか。結局2回手術して視力は取り戻した。(ま、老化は進むし疲れたら多少は2重に見えるけど)生活には不自由なくなりほんっとに感謝 そしてこの後、癌が見つかる。

つづく。



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