いつも何かを夢見てる。

手作り好き、エクササイズ好き、旅行好き。海外ドラマもよく見ます。

偶然に病気が見つかる話4

2020-07-26 20:53:22 | 日記

呼ばれて入った診察室のそこにいた医師は独特な雰囲気をかもしだしている。私は「どっかでみた顔だな・・」と思い診察中しばしばその「誰か」を思い出そうとしていた。

血液の検査結果は変わりなく(サイログロブリン抗体が高いのは同じ、甲状腺ホルモンは正常範囲内)甲状腺エコー再び。

医師「これか・・う〜〜ん」と何度も唸った後で「じゃ、生検します」って展開が早いあの長い針のピストルを出して来た。え?ここで?今ですか?「まな板の上の鯉」ってこのことだわ心の準備などなくバチンあ、前回ほど痛くなかった、上手いのかも

医師によるとエコー像を見ると悪性であるのはほぼ間違いない、でも恐らくこれは進行が遅いタイプの癌で1cm越えるまでは転移の可能性が低いので経過観察でも良いし気になるなら手術してもいいよ、とパソコンで文献を見せながら説明してくれた。(私の腫瘍は1cm未満)まずは結果出る頃また来てください。ということで診察が終わった。

やっぱり癌なんだなー、癌年齢だし2人に1人は癌になる時代だもの特別なことではないか・・と自分に言い聞かせながら帰ったような気がする。ところであの医師誰に似てるか分かった、私の年代の人ならわかるアニメ、「オバケのQ太郎」に出てくるラーメン好きな小池さん。



 

髪の毛はパーマなしでもっと白いけど。

最初のクリニックの博士はこんな感じ。

 

 


偶然に病気が見つかる話その3

2020-07-26 12:44:48 | 日記

良性と結果が出た甲状腺腫瘍が見つかって1年後(サイログロブリン抗体高値経過観察中)の受診日。

前回と同様手際良く採血→結果待ち1時間(この間外出OK。私は近所を散歩して回った)結果出てから甲状腺エコー。採血結果は正常範囲内。

甲状腺エコー、博士の手が止まる「んぉ?できもの大きくなっている・・。やっぱり悪いものにしか見えん」

私「んぁ?」

博士「別の病院紹介するからそこ行って、今予約するね」

ほんっとに手際良い。ベルトコンベアにでも乗せられている感じがした。きっと癌疑いの患者さんならこういう素早さありがたいよね、次の検査まで数ヶ月待たされてその間「不安がいっぱい」で過ごす方々の話良く耳にするもの。

ただ私は頭の中で「悪性確定したら手術だなー何週間休まないとならないんだろー退院してもしばらく重いもの持てないとか所長は(看護師だけど)迷惑をあらわにするだろうなぁ」なんて思っていた。

当時すんごいパワハラ所長の元で働いていたから自分の身体のことなんか考えてられなかった。ただ、だからと言って仕事を辞めてしまったら生活が苦しくなり医療費が払えないとかの問題が出てくる。こういう面は独身者は弱いな、なんて考えた。(いやいや、生活費を稼いでくれる夫がいても大変なご家庭があるのは知ってます・・そっちの方が大変かも)

そして数日後、その博士のお友達?(研究仲間?)らしい医師のいる外来へ受診に行った。いちおう予約はしたけれど長々と待った。なんというか、1人にじっくり30分はかけている。「どんな医者なんだろ?」と興味深々で呼ばれるのを待った。結局3時間は待ったかな?(つづく)


偶然に病気が見つかる話 その2

2020-07-25 14:57:38 | 日記

最初に紹介された神経眼科でサイログロブリン抗体が高くて「甲状腺眼症」と言われのはなんなんだろう?甲状腺眼症は違ったにしろデータは異常なんだよね?異常....。その時の眼科の医師に聞いたら「それ、内科」と言われた。 そうだよね(看護師:自分)   

眼科の時みたいに原因不明で病院を転々とするの嫌なので同僚の看護師に「どこか甲状腺の良い病院知っているー?」と聞けば「あぁ〇〇クリニックいいよ!」との口コミあり、早速受診してみた。ほんとだ甲状腺の専門医、博士みたいな医師で笑顔で最初の一言が「甲状腺だけ診ます」と。採血してー結果出るまで1時間待ってー診察室に呼ばれてー「甲状腺エコーしまーす。ここに寝てくださいー」と手順決まっているなぁ外来っていいな..と一瞬思った。

甲状腺エコー。博士の手が止まった「ん?これは...できものがありますね、多分悪い物ですね」って

悪いものって=がんじゃないのっいきなり言っちゃっていいんかい?私「ん?あっ?え?そうですか?」博士「検査しますけどね多分悪いものです」...今思えば治療できる可能性あったから宣告したんだろうけど(それと私医療職だからか)一般の人には結論先に言っちゃダメよ博士。

検査はバイオプシーと言って腫瘍に針を刺して組織を1部取り細胞を調べるもの。クリニックでは出来ないから検査室のある病院へ紹介状を持って受診することになった。

生検の針って太くて長い、ピストルみたいな手元で医師がバチンと打って組織を取るんだよね。局所麻酔するっても甲状腺のある喉にあの長い針を上からぐさっ!(いやバチンか)いやーもうね目をつぶろうとも感じわるかったわ〜

数週間後博士の元に行くと結果が来ていて結果「良性」

...え?あら 

博士は笑顔で「良かったね!昔なら甲状腺全部取られちゃったんだよ〜」って

..まぁ良かったは良かった、でもサイログロブリン抗体が高いので甲状腺ホルモン(現在正常値)を定期的に検査するため1年後の予約をして帰って来た (つづく)


連休の過ごし方

2020-07-25 13:30:21 | 日記

4連休〜

子どもの頃からお休みの日って早朝に目が覚めてしまう。それは大人になってもあまり変わらないなぁ・・。疲れがひどい時は2度寝とか3度寝とかして昼まで寝ていることはあるにしろ。おばさんになってからは夜間の目覚めが多くなって仕事のある朝はほんとっに辛い、若い頃から今も低血圧で朝起きるの辛い。なのになんで休みの日は目がすきっと覚めるのか?実は低血圧よりも学校や仕事行きたくない病なのかもしれないね(いやほんとそうかも)仕事は好きなんだけどストレスは感じるさね。

夏真っ盛りの朝は気持ちいい昔ボランティアでスリランカの田舎に住んでいた時ほんっとに早朝が気持ちよかったなぁ日中は気温40°以上にもなるけれど(私の温度計は60°にまで上がっていた・・)早朝は涼しくて鶏の鳴き声、人が水浴び(井戸から水を汲んでジャバっとかける)の音が聞こえてくるの。休戦時期とは言え戦闘地で決して平和な場所ではなかったけれどホッとできる時間だった。

あぁまた行きたいスリランカ。ちょうど先日その土地で一緒に働いていたローカルナースからSNSで連絡が来てお互いの近況などチャットして懐かしかった。彼女は結婚して子育てしながら病院で働いている。

私は職場は変わっただけで(あ、年もとった)人生イベントはない。強制的?に惨め(みじめ)感を味あわされた事はあったけど負け組とは全く感じていない私のおひとり様の感想などいつかブログに書きたいな。

んで早く目覚める連休中。初日朝早くお客さんの少ないうちに手芸店に行き、好きなデザイナーのラミネート加工した生地を書い仕事用バックを作成した。  

いつもバックの中ごちゃごちゃで必要なものを取り出すのに苦労するので整理しやすいバックが欲しかった。バックは見つからないけどインナーバックというものを見つけたのでそれが入る大きさのバックを作成した。ビンゴ!すごくいいのができた。楽しくてほぼ1日で出来ちゃった






 


偶然に病気が見つかる話。その1

2020-07-19 17:05:32 | 日記

私には持病がある。

甲状腺癌正確には甲状腺乳頭がんというもの。このタイプの甲状腺がんは進行が遅くて寿命が来て死ぬまで大きくならない場合もあるそう。癌があるのさえ知らずに亡くなる方もいるとか。もちろん手術すればもうそれで終わりなので手術してしまう人もいるけれど私の主治医は「大きさが1cm越えなければ転移の可能性は低いからしなくてもいいし手術してもいいよ」と言う。なので私は手術しないで1年に1回のエコーで経過観察にした。がんが見つかってから6年目、大きさは...あんまり変わらないからまだ癌は抱えている。んー...手術を選ばなかったのは、面倒と言うか仕事を休んだり合併症とか考えると、まだ様子見れるならばいいかな、と思う。もちろん手遅れになるリスクも抱えているけれど、転移しても進行が遅くて何もせずとも10年ぐらいは普通に生きるみたいだし、後10年も生きていればいいかなと思う。投げやりになっているわけではなく、それほど長生きしたいとも思っていない。高齢で寝たきりとか多くの人の介助が必要な人をたくさんみてきた。中にはそれでも家族と仲良く幸せそうにしている方々もいるし身体が不自由でも前向きな気持ちの方、自分のできることで社会に貢献している素晴らしい方々もたくさんおられる。でも私はこの世から離れて早く天国に行きたい(by Christian)。天国にいる父や友人にも会いたい。なんてね、生かされているのにいけないね...なんか書きたいことから離れているから本題に戻そう。

この甲状腺がんが見つかったのは偶然というか長い道のりでもう何年も前からなぜか右目の視力が落ちて眼鏡を作ったりしていたのだけどしだいに物が2重に見えるようになった(複視)幾つもの眼科にかかるも「検査しても異常なし」って。 (.本人は異常を感じていても検査結果に否定されるっていうね。)そのうちにどんどん悪化して仕事にも支障が出て来た。PCで記録読んだり入力に時間がかかったりで。いくつか眼科を転々とした中でとうとう異常を認めてくれた医師がいて「これは大学病院とか大きな病院に行ってください紹介状書きます、今予約もしてあげるね」と親切。後日その大きな病院に行き予約しても4時間待って検査を受けて結果をまた別の日に予約して4時間待って...聞き。血液検査で甲状腺のある抗体がものすんごく高いことが判明し「甲状腺眼症」と診断された。やっと原因がわかったーと喜んだのも束の間。特に治療法はないとのことで経過観察のみとなった.....。一生この視界で生きていくのかぁ..とガッカリしていたら教会の友人が自分も神経眼科にかかっていた時の先生が良いから行ってみたらとある眼科を紹介してくれた。行ってみたらその日のうちにあっけなく(?)斜視の手術をすることを勧められた。甲状腺とは関係なく老化現象だとか見た目斜視には見えないけれどちょっと目を逸らすとズレるのが見えるんだとか。結局2回手術して視力は取り戻した。(ま、老化は進むし疲れたら多少は2重に見えるけど)生活には不自由なくなりほんっとに感謝 そしてこの後、癌が見つかる。

つづく。