京急・国分寺の思考回路

なんとなく、思った事や考えた事を書いていきます。

冬の光が消えていくまで

2007-01-23 00:20:21 | 言葉のお遊び
新しいお遊び?
風呂の中で次男とシャボン玉

飛んでいるシャボン玉を
ドレミファソラシドと言いながら
指で突っついて割っていくんです

つまらなそうだけど
けっこう楽しいです


冬の光に

窓を開ける
冷ややかな空気が肌に心地よい

そこにある 冬の精一杯の光を
手のひらですくった

かわいらしい暖かさが
指の間から こぼれ落ちる

むかし 夢のひとしずくが
こぼれ 落ちていったように

むかし 愛のひとしずくが
こぼれ 落ちていったように

力いっぱい 握りしめた
つかもうと 握りしめた

なのに
夢は 愛は 砕け散った

それは 止めようとする間もなく
流れ出て 消えていった

いま かわいらしい暖かさが
指の間から こぼれ落ちている

いつまでも消えない暖かさを
手のひらで感じている

もう 手を握りしめることはしない
冬の光が消えていくまで
コメント
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