自転車、登山旅日記

 いまから10年以上前、日本各地を自転車旅していました。その時の内容を少しずつ更新していこうかと思います。
 

稲村ヶ岳、登山しました

2023-02-25 22:54:08 | 日記

2008.11.23

黒滝村・道の駅→天川村・洞川温泉登山口(自動車)

天川村・洞川温泉登山口→稲村ヶ岳→天川村・洞川温泉登山口(登山)

天川村・洞川温泉登山口→黒滝村・道の駅(自動車)

 今日は5時過ぎに起床、登山準備し、6時30分頃に自動車で登山口に向けて出発しました。自動車はなんと便利な乗り物なのだろう。上り坂もスイスイと走ってしまいます。当たり前ですが自転車のそれとは大きな違いです。そんなことを思っていたら洞川温泉に到着しました。自動車を停車させ、名水・ゴロゴロ水の前を通り、登山口に向かいました。

 8時頃に登山開始し、序盤は緩やかな上り坂が続きました。途中の法力峠で休憩しました。その周辺の標高1200m付近では積雪はそれほどありませんでした。上るにつれて次第に積雪が多くなり、標高1550m付近の稲村ヶ岳山荘では積雪20cm程度でした。その先は比較的新雪を楽しめそうで、なかなか雰囲気良さそうな登山道でした。アイゼンなしでも滑るものの、歩行できない訳ではなかったため、ツボ足で登ることにしました。

 12時頃に稲村ヶ岳山頂に登頂しました。山頂には展望台があり、周囲の大峰山系の山々が見渡せました。周囲の山々は白くなっており、先日19日の降雪は思いのほか積もったようでした。そんな山々を撮影しましたが、うまく表現できませんでした。

 さて下山中に大日山に登りました。ハシゴありの急登でしたが山頂からの展望はありませんでした。先ほどの山荘まで下山し、カップラーメンの昼食となりました。登山口には16時20分に到着しました。

 下山後、ゴロゴロ水を汲み、洞川温泉に向かいました。先日休みだった洞川温泉センターは開店しており、中に入ると多くの客であふれていました。塩素消毒の香りがあるお風呂といった感じでした。泉質は単純泉、入浴料600円でした。

 夕食は友人にごちそうになりました。本当にありがとうございました。登山しようと呼び出しておいて、夕食までごちそうになるとはすみません。夕食後、自動車で再び黒滝村まで帰ってきました。友人は移動するか悩んでいましたが、結局は移動しなかったため、またしても車中泊させて頂きました。何から何までお世話になりっぱなしの一日となりました。ありがとうございました。

 


仕切り直ししました。

2023-02-25 20:18:11 | 日記

2008.11.22

大阪市・大阪城公園→(その他、R25)→柏原市→(R170、R166)→大和高田市→(県30、R309、県222、R169、R309)→黒滝村(自転車)

 今日は大阪城公園からスタートしました。朝6:30頃、公園管理者に「テント禁止」ですと言われ、7:00までに出て行ってくれと言われました。できる限りのスピードでテントを撤収している時、隣のブルーシートの方に話しかけられ「寒かったやろ」と言われました。段ボールを下に敷くだけで地面からの冷えをかなり抑えられることを教えて下さいました。また、12月になれば公園整備(道を作るとのこと)が始まり、立ち退きを余儀なくされることを話して下さいました。今後、どこに行くか未定とのことでした。

 大阪城公園を出発し、藤井寺方面を目指しました。今日は3連休初日ということもあってか交通渋滞していました。バイクツーリングの方々も数組見かけました。R170からR166と進み、R166竹内街道の入り口は民家と民家の間を走る一車線路でした。その後、2車線路になりました。

 道の駅「近っ飛鳥の里太子」では、隣に座った方に、いきなり「儲かってまっか?」と言われ拍子抜けしました。仕事をせず旅に出ている人間には儲かる、儲からないと異なる次元の話。一応、儲かっていないと答えておきました。R166にて竹内峠を越えると奈良県入りしました。

 ようやく奈良県に戻ってきたと感じ、これから天川村に戻るずと思いながら走りました。県道30に入ると交通量が多く、アップダウンが多く、走るには疲れる道路でした。途中のコンビニで昼食にし、大阪のスーパー玉出で購入したお惣菜を食しました。このスーパーは「オムソバ208円」「巻きずし158円」と激安スーパーでした。そこからアップダウンを数回繰り返し大淀町に到着しました。

 今日は道の駅「吉野路黒滝」にて友人と待ち合わせすることになっており、この方は途中で温泉に寄ってから来るとのことだったため、こちらも温泉に入ろうと思い大淀温泉「老人福祉センター」に入浴しました。温泉成分表が見当たらず泉質は分かりませんでしたが、ガラス張りの浴室から見た外景は吉野川が眼下に見え、夕日が沈む頃で空が赤く染まりきれいでした。入浴料500円、立派な公衆浴場でした。

 夕方17時頃からR309を黒滝村方面に向かって走り始めました。走り始めは町がありましたが、次第に何もなくなり、暗い中の上り坂を走りました。走ること1時間弱でトンネルが現れて下り坂になり、平坦路、緩やか上り坂になりました。18時過ぎに道の駅に到着しましたが、友人は到着していませんでした。

 どうしようか思案している時、荷物を付けた原付バイクがやってきました。話をすると岡山県からやってきて、大峰山系・仏経ヶ岳に登山するつもりだったが、その手前の弥山までしか行けなかったこと、積雪は30cmほどだったことを話して下さいました。また、登山好きらしく、10月に2週連続で北アルプス・槍ヶ岳に行き、1週目は雨、雪に降られ、2週目に登頂できたとのことでした。さて、夜になっていましたが、これから原付バイクで岡山県に帰宅するとのこと。すごい行動力だとおもいました。

 この方と別れてからバス停の中で友人を待っていましたが、22時頃にやってきました。温泉話をしつつ、友人の車で車中泊させて頂きました。車中泊は快適でした。

 


自転車修理のため大阪市へ

2023-02-25 17:00:15 | 日記

2008.11.21

五条市→(R24、R310、県214)→千早赤阪村→(R309)→大阪市・平野区→(R25、その他)→大阪市・大阪城公園(自転車)

 今朝は五條市から出発となりました。ここは標高が高くないため暖かい朝を迎えると思いきや、それは間違いということに気づきました。天気が良く、放射冷却の影響もあると思いましたが、寒い朝となりました。周辺に吉野川が流れ、その南北は山に囲まれている地形は朝晩冷え込みやすいのでしょうか。気温1℃ほど、川霧が発生し、木葉には霜がおりていました。

 R24を東に走り、途中のコンビニで缶コーヒーを購入し、体を温めました。朝の時間帯はちょうど学生の通学時間帯であり、多くの学生が自転車や徒歩で通学していました。ふとR24沿いのマクドナルドを見て、この時期は「グラタンコロッケバーガー」の販売と思い出し、感慨にふけたりしてしまいました。

 R24からR310に入り、大阪府に向かいました。このルートは奈良県から大阪府へ抜ける峠道の中で、比較的標高が高い所を通りますが、ツーリングマップル(地図)によると交通量少ないとあったのでこのルートにしました。途中の小学校では授業前にグラウンド周回走を実施していました。R310は次第に寂しい道になり1.5車線路になりましたが、途中から2車線路に戻り、金剛トンネルへ向かいました。R24交差点から1時間30分でトンネルに到着しました。振り返ると随分と五條市街地が下に見えました。

 さてトンネルを抜けると大阪府に入り下り坂になりましたが、電光板に表示された気温6℃の通り、手足の指先まで冷えました。

 R310から県道214に入り、再び上り坂になり、体が少し温まってきました。ここでも峠トンネルを抜け、大阪府唯一の村・千早赤阪村に入りました。ここからR309に入り大阪市内を目指しました。R309は一部で高架化されており、自転車は通れませんでした。他ルートが分からないだけに厳しい道のりが続きました。

 さて、よく聴いているラジオ「NISSAN あ、安部礼司 ~BEYOND THE AVERAGE~」内で、現在、NISSAN店舗では「安部礼司ステッカー」なるものを配布しているとのことだったので松原市の店舗を訪れ、これを入手しました。自転車旅人が自動車店、あきらかに場違いなことを承知でステッカーを頂きました。

 大阪市内にある自転車店「トモダサイクル」に13時頃到着する連絡をしましたが、13時30分の到着となりました。すいませんでした。自転車修理前に全ての荷物を外した後、ダボ溶接作業をお願いしました。作業は1時間程度で終了し、リア両側(左右)ともに溶接されました。溶接した箇所を自転車フレームと同色の緑色で塗装して頂きました。しっかり修理して頂き、リアキャリアを自転車に取り付けました。

 この作業中は店内にいたお客さんと話をしていて、大阪の人は気取らないよと教えてくれました。そして、この近辺でテント泊するならば大阪城公園が良いと言われ、今夜はそこに決定しました。

 自転車修理後、登山関係用品の購入をするため天王寺に行きましたが目的品はありませんでした。よってJRに乗車し梅田に行き、登山店「好日山荘」にてガスボンベ、中央アルプス縦走時に紛失したピッケルを購入しました。買い物後は帰宅ラッシュの電車に乗車しトモダサイクルに戻りました。店前の銭湯「相愛温泉」に入浴し、さっぱりしました。トモダサイクルに戻り、お店の方にお礼を言い、大阪城公園に向かいました。本日の気温は暖かいと感じましたが、散財しすぎて懐は寒い一日となりました。

 


緊急事態発生しました

2023-02-25 15:44:22 | 日記

2008.11.20

天川村・観音峯登山口→(県21、県53)→五条市・阪本→(R168)→五条市(自転車)

 今日は虻トンネル入り口に位置する観音峯登山入口休憩所からスタートしました。大きな屋根がある東屋があり快適な場所でした。この場所で起床した時、空は白く雪雲であり、雪が舞ったりしていました。自転車のパッキングが終了し出発する時は、青空も出てきていました。その付近に位置するみたらい渓谷にて写真2枚。

 まずここから、天川村中心へ下りました。気温が低いため寒く、また、路面凍結の恐れがあったためスピードを落としながら下りました。県道53を快適に走っていた時、バス運転手に声を掛けられ「昨日はどこに宿泊したか」など、少し会話をしたり、和やかな雰囲気にさせてくれました。

 ここまで比較的順調に走っていましたが、自転車後方から異音が聞こえてきました。リアキャリアのネジが緩んでいると思い、荷物を外し、ネジ締めの確認をしました。その時、気づいてしまいました。以前、リアキャリア用のダボが破損し、長野県塩尻市の自転車店で応急処置して頂きましたが、今回は以前と反対側(フリー側)のダボが破損していました。つまり、リアキャリア用のダボの双方(左右両方)が破損してしまいました。これには呆然とするしかありませんでした。今できる応急処置として、自転車フレームとリアキャリアを針金で巻いて固定しました。また、塩尻市で応急処置して頂いた治具はクラックが生じており、こちらも不安定な状態になっていたため、フリー側同様に針金固定しました。

 これから紀伊半島のメインである温泉巡りを行うべく、十津川村に向かう予定でしたが大変な事態になりました。県道53を走り切り、R168に出た所に位置する道の駅「吉野路大塔」に行き、考えました。現在地からなるべく近い場所で、時間ロスを抑え、破損したダボを自転車フレームに付けてもらうべく溶接(ロー付け)してもらうしかないと考えました。雑誌「ニューサイクリング」で紹介されていた自転車店を参考に、3候補を選びました。

 ①橿原市→電話したが通じず、却下。②和歌山市→自転車店付近の板金屋に頼むことになるとのこと。松本市で同様のことが生じた時、板金屋に頼んでみたものの強度不足が否めないとのことで却下された経緯があったため、却下。③大阪市→トモダサイクルにて溶接可能とこと。

 こうなれば、③大阪市を目指すしかないようです。ということで、大阪市を目指すべく、R168を北上し新天辻トンネルを抜けて五條市に入りました。途中で西吉野温泉「きすみ館」に入浴しました。入浴料600円。五條市街地手前のスーパーで買い物し、その辺りでテント泊することになりました。

 


ついに…、冬将軍きました

2023-02-19 22:54:58 | 日記

2008.11.19

上北山村・新伯母峯トンネル→(R169、R309)→天川村→(県21)→天川村・洞川温泉→(県21)→天川村・観音峯登山口

 みなさん、こんばんは。ここ数日、寒い日が続いています。紀伊半島でも寒気が流れ込み、かなり冷え込みました。現在、ちょうど山間部にいるため、雨ではなく雪に見舞われました…。

 さて、今日は大台ヶ原入口からスタートしました。本来ならば、今朝一番で大台ヶ原に上る予定でしたが、雪が降り始めたため断念しました。よってR169を南下し、途中からR309に入りました。この道は天川村に抜ける峠ルートです。山の斜面にへばり付くように道路が走っており、ずっと先、上までガードレールが見える、いわゆる酷道です。標高を上げるにつれ雪が降り始めました。路面に積もる程の降雪量はありませんでした。

 ピークはトンネルで抜けます。そのトンネルですが全長1120mあり、トンネル内は照明なしです…。暗い中をひたすら進みました。暗闇をさまよいたい方にはオススメです!?

 そんなトンネルを抜けようとした時、様子がおかしいことに気付きました。トンネル内に雪が吹き込んでいるような…。トンネルを出た瞬間、異次元に来てしまった!と思わされました。雪が積もっている、雪・風が半端なく強く、地吹雪の中にいるようでした…。脱輪している車があるし(下り坂でブレーキをかけてスリップし、道路側溝に脱輪した様子)、引き返す車もあるし。雪が止んでも、この状態では朝晩の冷え込みで凍結間違いなしです。自分は、ゆっくり天川村に下ることに専念しました。それにしても寒かったですよ。思わず雪山の装備・格好をして、寒さを凌ぎました(それでも寒かった)。

 天川村では、みたらい渓谷が紅葉できれいでした。

 それから洞川温泉に行きましたが、温泉センターは定休日でした。こんな寒い日の温泉は最高に気持ちいいのに残念で仕方ありません…。

 あとは、洞川湧水群・ゴロゴロ水を汲みに行きました。温泉に入りたかったなぁ。そんな雪の一日でした。