A thing of beauty is a joy forever.--John Keats
美しいものは永遠の喜び--ジョン・キーツ
このブログを綴っていて嬉しいのは、仲間由紀恵さんの優しいファンの人達からメッセージを頂けることです。私は最初、仲間さんのファンであることを隠していて、「きれいなお姉さんは...」の投稿では中谷美紀さんのことも真剣に書いたのですが、さすがに聡明な皆さんには私の胸の内はまるっとぐるっとお見通し、バレバレだったみたいですね。
紅白歌合戦で、紅組が連敗して可哀相~というのも、実は「仲間由紀恵さんが三連敗なんて可哀相すぎる~」というのが私の本音でした。仲間さんが司会をしていなければ、本当は紅白どちらが勝とうと負けようと私はどっちゃでもいいです。(勝手な大阪人で相すみません)
さて、先日、仲間さんのファンの方からお便りを頂いて、「仲間さんは巫女ではないか」という御意見を伺って、私もその後、仲間さんの神々しいまでの美しさ、私利私欲のない超然とした佇まい、世俗の手垢に塗れていない無垢な魂、どれをとってもやはり仲間由紀恵さんは巫女(神子)のようだと思うに至りました。
「ごくせん」でも、純粋な仲間さんが、生徒の為に私利私欲をすっかり忘れて東奔西走するヤンクミを熱演するからこそ胸に迫るリアリティと感動が生まれます。有名になり、お金持ちになったら、いっそう世俗的になる人が多い中、変わらず控えめで驕らず謙虚で清らかな仲間由紀恵さんは、まさに神に選ばれし人のようです。香り立つ気品がある仲間さんが「お前ら~、待ちやがれ~」と怒鳴るから笑えるのですが、本当に陰で「余計なことしやがって、このタコ」みたいな言葉遣いをしている女優さんがもしもいたとして、そういう女優さんがヤンクミ先生を演じた日には、「リアルやくざ」になってしまいそうで、痛くて笑えません。ヤンクミ先生の生徒想いの優しさや面白いところは真に迫っていて、ガラの悪いところは仲間さんとのギャップがあるから、私達はずっと温かい気持ちで「ごくせん」が楽しめるのです。コミカルな演技というのは、きっとシリアスな演技に勝るとも劣らない程の技量やエネルギーが必要だと思うのですが、仲間さんは緩急自在に、事も無げにコミカルなシーンをさらりと演じます。どれほど計算されたものなのか、そしてどこがアドリブなのかさえわからない、まさにラテン語の成句"Ars Est Celare Artem."「真の芸は芸を隠す」境地です。
「大奥」でも、美しすぎる仲間由紀恵さんのお陰で、陰謀や嫉妬が渦巻く話も、どろどろとした女の情念のドラマにならず、まるで「ローマの休日」と「忘れじの面影」が心地良く調和したような甘美な陶酔に浸れるロマンチックな映画になりました。さらに素晴らしいことに、主演の仲間さんが作品の雰囲気に溶け込むように抑制を利かして控えめに演じたことで、総ての脇役の人達の持ち味が十二分に活かされ、作品全体の質が高まりました。
仲間さんは、ヤンクミ先生として、沢山の生徒を育てて来ましたが、おそらく本番前のリハーサルでも仲間さんは決して手抜きをせずに全力で演技をして、若い役者を育てて来たことでしょう。「ごくせん」の卒業生の若い役者さんがその後、大いに活躍しているのを観るとそう思わずにはいられません。
「ごくせん」ではヤンクミが「仲間を思うことの大切さ」を説いていますが、私は、周りの人達を思いやり、若い役者さんを秘かに支え助けている優しい女優、仲間由紀恵さんの美しい心を感じて嬉しい気持ちになります。周りの人達を幸せな気持ちにする仲間由紀恵さんこそ私達が大切にしたい宝物です。
また、早々にコメントをお返しいただき、ありがとうございました。
仲間さんのご両親は宮古島出身とか。
琉球王国には、ノロと呼ばれる女神官がいたそうですが、仲間さんは、ノロの末裔かもしれませんね。
Charme de France様は、洋画がお好きなのですね。私も映画は大好きですが、以前から、欧米の女優の中で誰が仲間さんに近いか、などと考えておりました。
オードリー・ヘップバーン、ジョディー・フォスター、ナタリー・ポートマン、ミシェル・ヨーなど浮かんだのですが、何方も少し違うような感じがします。清楚、可憐、まるで生活感を感じさせないような存在感、バージニティー、強い眼差しなど考えましても、海外の女優さんはそれなりに個性が強く、強烈な存在感がありますので、仲間さんのような方はおられないと思います。
役柄としては、「羊たちの沈黙」のクラリス捜査官の様な女性を演じてもらいたいな、と思っています。(実はジョディーファンです。)大奥の絵島様は、スクリーンで見ましたが、仲間さん以外の女優さんには絶対演じられないと思いました。仲間さんはお顔だけでなく、佇まいや所作がとても美しいので、時代劇も良いな、と思います。
長々と書きましたが、こうして偶然にも仲間さんを通じて、お話が出来るのは、とてもうれしいです。来週も、テレビに沢山出られるようなので、楽しみです。
では、失礼いたします。
moriss
またお便り下さり有難うございます。
仲間さんの御両親が宮古島出身ということは私も伺ったことがあります。沖縄には、いじらしいほど腰が低く、穏やかで柔和な人達が沢山おられて、沖縄に旅すると心が洗われます。宮古島には悠久の時の流れを感じ、沖縄の孤島には神秘感さえ漂っていますね。
クラリスを演じたジョディー・フォスターさんは知的で強くて凛々しくて、ジョディーさんのイメージそのものでしたね。
ところで、私が語った「古き良き時代」のハリウッドというのは、40年代、50年代の頃のことで、オードリーさんよりもさらに一回りも年上の女優さんに私は憧れていました。ジョーン・フォンティンさんという女優さんなのですが、morissさんにジョーンさんのお顔を見て頂きたくて、今日、投稿しましたので是非、写真を見て下さい。制服を来ているジョーンさんがたまらなく可愛いです。
「大奥」が完全和風の時代劇でありながら、そこに「ローマの休日」や「忘れじの面影」のような洋画テイストを私は感じたのですが、それは、日本的な湿度がなく、悲恋なのにどこまでも美しく、洗練されたロマンチシズムが漂っているように思われたからなのですが、でもこれはあくまで私の感性が捉えた印象ですので、鑑賞者の数だけ感想はあると思います。
さて、今日もまた仲間由紀恵さんがテレビに出演しますので楽しみですね。それでは素敵な週末をお過ごし下さい。