charomoの楽書き帳

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フィンランド 北欧の旅 サーリセルカ編8 ラップランドレストラン ペトロネッラ

2011-03-21 | フィンランド
さてフィンランドの続きをアップします。


ここ『ペトロネッラ』はサーリセルカでも数少ない高級レストラン。

トナカイを中心としたラップランド料理のお店です。




さっそく中に入ると、そこは異空間~

外の-20℃とは別世界のクラシカルなホテルと言った感じ。

ラウンジ横のクロークにコート類をかけテーブルへと案内してもらいます。

本当だとオシャレして行きたい様な所なんですが、場所が場所なだけにダウンコートのしたはスキーウェア。

オシャレどころかスキー場のログハウスに入って行くような格好でした。




レストランの中は薄暗く、これまたクラシカルなガラスのシャンデリアと壁に掛かっているラップランドらしいトナカイの角のシャンデリアが見事に調和していました。

(下写真の右上には鳥の剥製を逆さ吊りにしてあります。)






メニューはコースとアラカルトの中から選びます。


まず、前菜で『そば粉のブリーニ、ホワイトフィッシュの卵、オニオンとサワークリーム』

ブリーニとはそば粉の入ったロシアのパンケーキの事。

白身魚の卵は、塩っぱいタラコって言う感じ。それとタマネギのみじん切りと冷たく冷やしたサワークリームが添えられてます。

暖かくほんのり甘いブリーニには、塩っぱい白身魚の卵と冷たいサワークリームがよく合うんです。これ結構美味しかった~
 



スープは『リッチなキングクラブスープとスターアニスクリーム』

とっても濃厚で味の濃いスープです。

イメージ的に言うとスープと言うよりカニのソースといった感じかな~

因にスープの上にのっているのがスターアニスクリーム。いわゆるハーブの一種、八角のクリームなのです。(このクリームが無いとちょっと辛いかも…)




魚料理は『イナリ湖のサーモントラウト、タイム&ポテトのマフィンディル風味のバター&白ワインソース』

皮がパリパリで食べごたえある肉厚のサーモントラウト(ニジマス)でした。




『トナカイフィレのロッシーニ』

トナカイ肉は二度目ですがやはり、真っ赤なお鼻のトナカイさんは~♪が頭に過り一口で辞めてしまいました。

決して臭いとかまずい訳じゃないんです。気分的に食べれないだけで…




最後のデザートは、無難なところで『アップルタルトタタンのバニラアイスクリーム添え』

これは想像通りの味でした。



とても大満足にいただいたのですが、ここで疑問

このお店、こんなヘンピな所にあって尚かつこんな高級店、外は-20℃と誰もが行かなさそうな気がするのですが…

はたしてこれでやって行けているのか、ちょっと他人事ながら心配してしまいました。

ちなみに私達が食べていた時、他の客は誰も来ませんでした


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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
ほんとに (なす)
2011-06-04 12:55:00
トナカイのシャンデリアが一番似合うところですね。
ここのお料理 どれもおいしそう。
トナカイのお肉は鹿とはまたちょっと
違うのでしょうか?
アップルタタン、見た目からしてたまりません。
アップルは苦手ですがタタンになると大好きです♪
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茄子姫殿 (charomo)
2011-06-04 15:46:11
トナカイのシャンデリア素敵でした。
まあ私の家には絶対に似合わない照明ですね。
所変われば照明も変わるんですねえ^^

トナカイのお肉は思ったより癖がなく非常に淡白な味です。
鹿肉はステーキで出て来たりするけど、トナカイの肉は必ずと言っていい程このようにアレンジしたり細切れで出て来たりしてました。
一度トナカイのステーキを食べてみたいです。

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