みちのく旅行記 玉川温泉

前々から行きたかった玉川温泉に到着～

さあゴザを片手に出発です。



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ここの温泉は玉川毒水と呼ばれる程の強酸性泉。



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かつては玉川の中和を図るために、この酸性水を田沢湖に流したところ生息していたクニマスなど多くの魚類が絶滅したとか。



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温泉の湧き出る中少し歩いて行くと赤い屋根の小屋が見えて来ました。

中を覗くと湯治の人達がみんな寝転がっています。

そうなんです。

ここ玉川温泉の醍醐味はずばり岩盤浴。

湯治客の人達は皆この地熱のある岩場を利用して岩盤浴をしているのです。

岩から放射される物質で、癌とかにも効くそうだとか。



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小屋の中はもう満席？状態だったので手頃な場所を探す事に。

ちょうど平になった岩場を見つけました。

すかさずゴザを敷き、ゴロンと仰向けに。

寝た瞬間はさほど熱さを感じなかったのですが、その後じわじわと体の芯から暖かくなってきます。

うーーん　なんかいい感じーー！！効いているーー！！

と思った瞬間、膝の後にチクリと何かが…




なんだろうって思い手を当ててみると虫の感食が…

あわてて飛び起きると膝の後から大きなアブが飛び出しました。

その後はアブをはたくのに必死でもう岩盤浴どころではありませんでした。

周りの人達に頭の上にいる～とか教えてもらいながら退治しようとしたのですが、叩いても死なない上に更にこっちに向って来るので岩盤浴はあえなく断念しました。



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玉川温泉は岩盤浴が有名ですが、温泉の方もかなりのも



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大浴場へはここの入り口を入って、




入浴券を買います。

中の写真は撮る事が出来なかったのですが、説明すると、

まず入り口付近の右手に掛け湯、左手に洗い場があります。

奥に進むと湯船があり、右手の湯船は源泉50％、左手の湯船は源泉100％、そして源泉100％の奥には弱酸性泉があります。

更に奥に進むと飲泉、箱蒸し風呂、打たせ湯、寝湯があるのです。

最初に源泉50％に浸かりました。

なんとなく刺激を感じるかな？って言う程度です。

その後、源泉100％に浸かりました。

これも最初は電気風呂のようにピリピリって感じがしたのですが、2分も浸かっていると体のあちこちがチクチクピリピリしだし痛さに我慢できず出てしまいました。

思わず50％に入り直したのですがピリピリは取れません。

しばらく弱酸性に浸かりおさまるのを待ちました。

目の前に飲泉の蛇口とコップが見えました。

何も考えずに普通の飲泉のようにゴクゴクと飲みかけた瞬間、口の中に強い酸味を感じました。

うっ！！思わず吐きだしてしまいました。

よく見ればカルピスのように薄めて飲む様に書いてあります。

原液はきつい～

飲んだ後は必ず真水で口をすすぎます。

そのままだと歯のエナメル質が溶け出すのだそうなのです。

なんとも恐ろしい温泉！！

使用上の注意を読まないと逆効果になってしまいますね（笑）