お昼休憩もしてお腹も温まって
4つ目のお寺、祇王寺へ向かいます
祇王寺は大覚寺の塔頭で真言宗ですが
平家にゆかりのある祇王ら4人による尼寺で
その悲しくも命を全うした女性たちの歴史は
祇王寺の公式HPに詳しく書かれています
中には草庵があり
庭を回遊するようにこんじんまりと小径があります
これで草庵を一周
お昼を過ぎた時間だったにもかかわらず
ちょうど曇っていて色がくすんで見えるのと
紅葉がやや最盛期を過ぎた感じだったのとで
さみしげに見えるのもこのお寺の醸し出す空気かもしれません
落ちたもみじと苔がきれいです
庵の中には4人の女性の木像があります
これは吉野窓と呼ばれる窓
左右の障子を閉めると虹色の光が入るように見えるそうです
中には録音ですが女性の声で説明があります
清盛に寵愛された白拍子 祇王と
母 刀自・妹 祇女
そして祇王に替わって愛されるようになった仏御前
寵愛され追い出され、諸行無常を悟った女たちと
そのメッセージを受け取り頂点で出家した女性と
この経緯は来年の大河で描かれるのでしょうか
だとしたら・・・この祇王寺はすごい人になるのかも