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昔、プロ野球を見ていた頃は移籍というと悪いイメージしかなかった。
しかも古巣と対決になると「恩返し」という名の仕返しがクローズアップされ、移籍そのものがマイナスに感じた。
特にセ・リーグからパ・リーグだとか、格落ちという(観客動員数的)感じ。
しかし、選手会ががんばりフリーエージェントという資格を設けた。
これにより、実績のある選手がより良い環境を求めて移籍できるようになったわけ。
サッカーに馴染むようになってから、一番戸惑ったのは契約の違いでした。
プロ野球なら、毎年戦力外通告が10人程度、しかしレギュラークラスはほとんど出ない。
数年間は面子が変わらないのだ。
ところがサッカーは、1年、いや早ければ半年、シーズン中にでも選手の面子は替わるし、下手すれば監督まで替わる。
気づいたことだけど、野球脳でいた頃はチームもそうだけど選手にかなりの思い入れができる。
だから同じチーム、同じ選手をずっと応援できていた。降格もないからひたすら優勝のみを願っていたわけで。
でもサッカーに染まってからは日々移籍があるんじゃないか、今応援している選手の来年は? チームそのものは
大丈夫なのか?すべてのことに対して神経をとがらせてしまう。
それはシーズン中であっても夏場の貴章の例もあるように、突然決まったりする。
だから野球とは違い、この面子でサッカーできるのはこの試合が最後だぞ、という気持ちで毎試合を望むようになった。
おかげ様でアルビの場合、移籍はあるものの深刻な問題にはならず、逆に若手、加入組が活躍してくれた。
そんな新陳代謝の激しいチームの中で4年も変わらないのが一番の功労者マルシオなわけです。
加入の翌年からは毎年他チームからのオファーが多数あるにもかかわらず、今まで新潟一筋でやってくれた。
感謝してもしきれないほどだし、それ以上の感動を今も与えてくれている。
そのマルシオが去年と同じタイミングで移籍話が出た。
相手もかわらず。
ただ、状況はちょっとずつ変化している。
確かに来年の新潟は無いかも知れない、と流れていたが名古屋戦以降、再度白紙へ。
奥さんのご懐妊が一番じゃなかろうかということ。
名古屋戦前に判明、その後のマルシオのキレ具合は尋常ではない。
そして口から出るのは「一番馴染んだ街」ということ。
今年で契約が切れるが、フロントからは再度オファーが出ている。
おそらく新潟の総力と誠意をもって対応していくだろう。
その契約延長が決まれば、他の選手にもかなり影響するのではないかと。
マルシオのいるアルビは強いのだ。30代に突入するマルシオであるが、今が旬なのだ。
ヨンチョルもまだ新潟を希望している。
(去年に引き続きガンバにはお断りを入れたとか・・・ホントかな?)
勲、小林のWボランチは最強である。
DF陣の両サイド、西、高徳は今が伸び盛り。(高徳の欧州移籍話は・・・あるのだろうか)
ミシェウは完全移籍だから心配していない。
大島も復活、この陣営が熟成した時、おそらくタイトルは向こうからやってくる。
だから、全力で移籍は阻止・・・してもらいたいんですけどね。
もう一年、この面子で来年の開幕を迎えたい。(これがささやかな望み)
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今日のナビスコ杯。
チャンピオンになった磐田。広島も粘り強い戦いをしていたけど、紙一重で逃しました。
実際、磐田は調子が良いようである。
そんなオメデタなチームは中2日でホームで新潟と対戦となる。(この辺りはちょうど良いハンデかな)
マルシオいないけど、勝ってACLへの望みをつながねば。(まだあきらめてなかったね)
なんたって、影の番長はアルビなのだから。(笑