只今夏季休暇中。今年は9連休。
父の新盆だったので13日から16日は、
お客様の来訪接待に追われる日々だった。
私の知らない、
把握できない親戚の方々の来訪よ。
長女の私は高齢の母のサポート役として、
訳も分からず、しかし
何でも知ってる顔をして
相槌をうちながら、接待をした。
その中で、
父方の祖父の弟の息子の嫁と娘
(もうこの時点で混乱しそう)が来訪。
おじいちゃんの弟、、、の
息子は他界しており、その嫁と娘が
来てくれたって事ね。
いやなんか。感慨深い。
おじいちゃんの弟は
歌人でして、本を出していた。
その本はもちろん実家にもあり。
私はその本を、借りてきた訳で。
おじいちゃんの弟が詠んだ俳句は
ど素人な私にもわかりやすいものだった。
わかった事は
私が住んでいるココに
実家があったんだね。
で、ココは私はおじいちゃんが
継いだ。
おじいちゃんの弟は
となりの市に婿養子に入った。
男手のなくて在り経し君が家に
ゆくべく心定まりにけり
↑そのときの詩だね。
懐かしい故郷の
詩も。
↓
たまさかに古里に来て寝る夜更け
桑原の上に赤き月出づ
私の父は
東京の大学に行ったんだけど
その時のことだろなーって詩
↓
大学に子を入れし兄が畑売りし
噂にあり久にかへれば
兄ってのは
私はおじいちゃん。
おじいちゃんは父の大学の費用として
畑を売ったのね、、、
そうよね、あの当時
地方から東京の大学に
出すとか、ほんとに大変な事だったはず。
長男を大学に出し勤めさする
兄の一生は農に苦しむ
え、、、
農に苦しむって、、
切なすぎでしょ
もうなんか
胸がいっぱいになる
おじいちゃんー頑張ったね。
私はいま
そんな歴史を刻んできた皆さんの
末裔なのですね。
何気なく暮らしてる
この土地。
ここに、間違いなくご先祖様達が
暮らしていたんだ。
そう感じることができた本だ。
もうしばらく
吟味して読んでみようと思う。
そんな新盆でした。