☆私の日記帳☆

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2024/8/17 新盆にてご先祖様を想う

2024-08-17 22:50:00 | 日記
只今夏季休暇中。今年は9連休。  
父の新盆だったので13日から16日は、
お客様の来訪接待に追われる日々だった。

私の知らない、
把握できない親戚の方々の来訪よ。
長女の私は高齢の母のサポート役として、
訳も分からず、しかし
何でも知ってる顔をして
相槌をうちながら、接待をした。

その中で、
父方の祖父の弟の息子の嫁と娘
(もうこの時点で混乱しそう)が来訪。

おじいちゃんの弟、、、の
息子は他界しており、その嫁と娘が
来てくれたって事ね。
いやなんか。感慨深い。  

おじいちゃんの弟は
歌人でして、本を出していた。 
その本はもちろん実家にもあり。
私はその本を、借りてきた訳で。

おじいちゃんの弟が詠んだ俳句は
ど素人な私にもわかりやすいものだった。

わかった事は
私が住んでいるココに 
実家があったんだね。
で、ココは私はおじいちゃんが
継いだ。
おじいちゃんの弟は
となりの市に婿養子に入った。

男手のなくて在り経し君が家に
ゆくべく心定まりにけり

↑そのときの詩だね。


懐かしい故郷の
詩も。
たまさかに古里に来て寝る夜更け
桑原の上に赤き月出づ


私の父は
東京の大学に行ったんだけど
その時のことだろなーって詩
大学に子を入れし兄が畑売りし
噂にあり久にかへれば

兄ってのは
私はおじいちゃん。
おじいちゃんは父の大学の費用として
畑を売ったのね、、、

そうよね、あの当時
地方から東京の大学に
出すとか、ほんとに大変な事だったはず。

長男を大学に出し勤めさする
兄の一生は農に苦しむ

え、、、
農に苦しむって、、
切なすぎでしょ

もうなんか
胸がいっぱいになる

おじいちゃんー頑張ったね。

私はいま
そんな歴史を刻んできた皆さんの
末裔なのですね。

何気なく暮らしてる
この土地。
ここに、間違いなくご先祖様達が
暮らしていたんだ。
そう感じることができた本だ。

もうしばらく
吟味して読んでみようと思う。

そんな新盆でした。






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