京都に着いて、まずはホテルへ荷物を預けに向かった。
チェックイン時間まであと30分と言われたが、部屋に入ったら絶対に出たくなくなることが分かりきっていたので、
チェックインは後ほど、ということにして荷物を預かって貰って出発。
京都駅からバスに揺られること十数分。
目的のバス停で多数の乗客が降車。
人の流れに乗りながら一緒に歩く歩く歩く。
「こっちの方が近いよ」という看板に騙されて(?)入った道、間違いじゃないんだけど、思っていた道とは違った。
でも、「ちゃわん坂」という名前の通り、たくさんの器を扱う店が多く、楽しめた。
器を眺めながら歩いて行くと、ようやく目的地到着。
人、人、人だらけ。正面から山門を撮りたくても無理!という状態。
ここでいいや…。
外国からの団体客が多く、添乗員の持つ鯉のぼりに思わず顔がほころんだ。
この人は添乗員さんじゃないようだけど、この後、いろんな場所で鯉のぼりを見かけた。
鯉のぼりの季節は半年ほど前に終わっているけど、「THE NIPPON」って感じでいいね。
清水の舞台付近から見た木々。やっぱり紅葉にはちょっと早かったなぁ。
舞台自体も工事中だったし、ちょっと残念。
それでも舞台の端の方は行けたので行ってみた。
真ん中付近に見えるのが、音羽の滝。
高所恐怖症の方、写真だったら大丈夫でしょうか…?
ダメだったらごめんなさい。
反対側を見ると、色づいている木もあり、まさに今の時期だからこその風景が見られて嬉しい。
音羽の滝まで下りてきたけど、行列が凄すぎて滝の水をどうこうする、というのは断念。
でも見ているだけで癒やされた。やっぱり水っていいね。
工事中の清水の舞台の骨組み。
これも今しか見られないもの…だよね?貴重なものを見せて貰えた。
さて、清水寺では撮影禁止エリアでお参りもしてきた。
大きなお鈴をならして、拝む。
外国、特に東南アジア系と見られる方々の、独特のお参り方法には驚かされた。
テレビ等では見ていたけど、生で見たのは初めて。
あそこまで拝まれたら、宗派が違っても仏様も本望でしょう。
着物を着ている人も、日本人外国人問わず多かった。
「ちゃわん坂」を歩いている時、ヨーロッパ系と見られる紳士が、着物姿の3人の女性を撮影していた。
隠し撮りなどではなく、ちゃんと許可を得ての撮影。
きっと他の人の着物よりも、いいものだ、似合っている、素敵だと思ったのだろうな。
撮影されていた子たちも喜んでいたので微笑ましかった。
最終日にさらに微笑ましい場面に出くわすことになるとは、このときは夢にも思っていなかった。
伏見稲荷編をお待ちあれ。