Chiakiの徒然日記

「教室は間違えるところだよ」

乙武洋匡氏の『だから僕は学校へ行く』を読んでいて、3月27日の日記に書いた先生の言葉を思い出した。
本の中では、小学校の低学年と言えど、間違えたら恥ずかしい、馬鹿にされるという理由から、
自ら進んで挙手して発言するということが減ってきているらしい。
実際、ちょっと言葉足らずな発言になってしまっただけで、「えーっ!!」という大ブーイングも起きたそうだ。

「間違えたら恥ずかしい」
これはいつの時代にもあることだと思う。
だが、小学校3~4年のときの担任の先生は違った。
「教室は間違えるところ。恥ずかしいことじゃない。」
ことあるごとにそう言って、私たちに挙手を促していた。
そのおかげで、3年生の1学期中には、「手を挙げないこと」の方が恥ずかしいこととインプットされてしまった。

生徒が発言で間違えることで、先生もより詳しく説明してくれるし、その詳しい説明によって、生徒の理解も深まる。
局所的に見れば、時間のロスもあるかもしれないけれど、大局的に見れば最小限の時間で理解できることになる。

「教室は間違えるところ」。
この言葉のおかげで、私は臆することなく発言することができるようになった。
少なくとも学生の間は(笑)
世の中の先生方、ぜひこの言葉を広めてくださいな。

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