Chiakiの徒然日記

言葉はない

父のお墓参りの帰りに、愛犬・レンが眠る共同墓へも寄った。
駐車場に車を入れていると、隣の枠に一台の車が。
助手席に乗った女性の膝にはクレート。
この時点で8割くらい悟った。
その車から子ども1人、大人4人が降り立ち、係の人に迎えられていたので、100%確信。
そのご家族には、静かに黙礼して共同墓へと向かった。
こういうときに見知らぬ他人が掛ける言葉なんてない。
「こんにちは」という挨拶すら不要だろう。

クレートの大きさからして、小型のワンちゃんか、猫ちゃんか…。
ご家族は泣き崩れているというような様子はなく、ただ淡々としていた。
2年前の私たちもそうだったなぁ。

ワンちゃんか猫ちゃんかは分からないけど、虹の橋でレンと一緒に遊んでね。

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