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いつも行くシネコンはまだ休館中なので、初めて行くところ。
設備等に関して不満タラタラだったのだが、映画の内容はその不満も吹き飛ばしてくれた。
役者さんたちのスケジュールの都合という制約もあるのだろうけど、どうしても現役戦隊に比べて
見せ場が少ないように感じていた、近年のVSシリーズでの先輩戦隊。
それはそれで仕方がないと諦めていた部分もあったのだが、今回の作品は見事に、その「諦め」を打破してくれたように思う。
ニンニンジャーの見せ場も多く、見ごたえは十分だった。
時折劇場版になると感じる「なんか、キャラ変わってない?」ということもなく、戸惑いもなかった。
時系列的には、クバルが倒される前、バドさんが持つ王者の資格が覚醒した後。
この間に特に大きなイベント事もなかったので、時系列が「?」となることもなかった。
パンフレットには、「操が今回のキーマン」とあったけど、個人的には、操の中の3ジューマンがキーマンだと思っている。
操の妄想と言われているのを考えると、やっぱり操がキーマンで間違いないのかな?
それぞれの持ち味もそのまま生かされていてよかったと思う。
大和だけが懸命に冷静さを保とうとしていたところも彼らしくてよかったと思う。
全戦隊のレッドが揃うシーンは圧巻だった。
レッドファルコンからの言葉も重みがあって素晴らしかった。
さりげなく主題歌の歌詞も言葉に盛り込まれていて、主題歌を知っているからこそ、思わずニヤリとしてしまった。
今回のゲスト、未来からやって来た天晴の息子・快晴(よしはる)。
ストーリー上、唯一モヤモヤしていた存在だったのだが、その謎もラストで解けた。
まさかねぇ…。私もびっくりだよ。
そして、先行登場の「宇宙戦隊キュウレンジャー」。
この形で出るようになってからは初、かな?
個別の名乗りがなかった。
まだ人間態のない4人の声を演じる方が発表されていないのが原因かな?
一応声は当てられていたけど、クレジット表記はなし。
倒したのはメーバだけだし、特に違和感はなかった。
彼らのせいでバドさんが変身しなかったのが残念…な程度かな(笑)
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