Chiakiの徒然日記

大学の教授の思い出 Part2

出身大学から同窓会の会報誌が届いた(これは毎年のこと)。

昨年度をもって定年退職となり、「名誉教授」となった教授方が載っていた。
それを見て驚いた。
「この先生って今いくつよ!?」と思っていた先生が2人、「名誉教授」となっていた。

昨日の続きで、今度はO先生。
私の専攻とは違う、別専攻の教授だった。
昨日書いたI先生とは違い、接触はほとんどなかったにも関わらず、私のことを覚えてくれた。
きっかけは、1年次に履修した講義。
選択必修科目で、社会学か教育学かどちらかを必ず受けなければならなかった。
ウワサで教育学の方が楽だと聞き、教育学を選択した。
教育学の担当教授がO先生だった。
講義も分かりやすく、他専攻という気安さもあったのもあるが、講義も楽しかった。
その講義の中で、ひょうんなことからO先生が同郷だと知った。ついでに弟が高校の後輩に当たることも。
講義開始前にO先生を含めて5人ほどで雑談するのが習慣になっていたので、
次の講義の前にそのことを話してみた。
そうしたら…。
他の友人たち置いてけぼりな会話が繰り広げられてしまった。

「出身高校はどこか」から始まり
「実家はどこ?」
「市内です」
「市内は分かるよ、どこ?」
「Cです」
「おお、オレR」
「へ!?」
「中学はどこ?」
「Jです」
「オレ、K。小学校は?」
「Hです」
「オレ、R」
「全部お隣ですね!」

友人たちはポカーンとしていたが、私の「全部お隣」に笑い出した。
あまり”近所”という認識はないが、熊本と広島の距離からすれば、確実に”近所”。
それがきっかけで講義以外でも構内で会えば軽く会話をする程度に親しくなった。
大学院に入ってからもその状態は続き、私の担当教授が不思議そうにしていたので、O先生が
「実はお互いの実家が近所同士だったんですよ」
と説明してくれた。

実は、学部に在籍中も他専攻の選択必修科目としてO先生の講義を履修したかった。
だが、隔年開講の上に開講された時には、私の必修科目(ゼミ)と時間帯がかぶってしまい履修は出来なかった。
その点だけは残念だったがこればかりは運が悪かった。
やはり優先順位
必修>自専攻選択必修>他専攻選択必修
には叶わないよな~。

O先生、6年間お世話になりました。先生のおかげで心強かったです。
長い間お疲れ様でした!

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