ネット内をさまよっていたときに、「犬食いする人は無理」みたいな記載を発見。
あ~犬食いね~。
母方の祖父が、何かおかしいと気づいたのも、祖父が犬食いをしていたからだった。
その日は、母の実家で祖母提案による出前でラーメンだった。
その場にいたのは、祖父母と母と私だけだったと思う。
あらかた食べたあたりで、母が「何しよっと??」と甲高い声で言った。
見ると、祖父がラーメンを丼の縁から引きずり出すようにして食べていた。
すするというより、口に押し込むような感じ?
あまりの姿にしばしフリーズしてしまった。
何で?何でおじいちゃん、こんな食べ方してんの?
しかも、祖父、半分ほど食べただけで「もういい」と。
診断が下るまで、もう少し時間が掛かったと思うが、このときから症状は出ていたんだな、と思う。
きっともう麺をすする力もほとんどなかったのだろう。
祖父の病名はALS(筋萎縮性側索硬化症 )。
犬食いを肯定するつもりは全くないのだけど、何か病気が隠れている場合もあるから、
一概に非難するだけでなく、他の様子も見守って上げて欲しいなと感じた。