天までとどけ6―第13回～第16回―

待子夫妻のところへやってきたお姑さん。
夫婦喧嘩の原因を真吾さんから聞いたお姑さんは、自分の息子を一喝。
真吾さんもまさか自分が怒られるとは思っていなかっただろな。
そんなところへ帰宅した待子に、お姑さんは正木さんの命日はどうしているのかと訊ねる。
一人でひっそりと手を合わせていると聞いたお姑さん、今度は待子を諭す。
「これが新しい亭主じゃ！って紹介しなさい」と。
真吾さんも次の命日には一緒に正木さんのお墓に行くということで、夫婦喧嘩も一件落着。
まるで夫婦喧嘩の仲裁のためだけにやって来たようにも見えるお姑さん。
時々押し付けがましいところもあるけど、いい人で良かった。

公平の屋台レストランも軌道に乗りつつあり、喜ばしい限り。
珍しさも手伝っているのだろうけど、案外クチコミもあったりして。
大森のおばあちゃんが開店祝いにと、PHSをプレゼント。
そうか～、この時代はまだPHSか～。
もちろん携帯電話も出ていたけど、携帯より気軽ということで持っていた人もいたな～。
六都子も取材で出た先で使っていたし、個人用というよりは仕事用かな？

公平をたずねて、船に乗っていたときの同僚、アントニオがやって来た。
公平と八菜子が通訳をつとめながら意思疎通を図っているのは微笑ましい。
公平は船に乗っていたのだから当然としても、八菜子の英語がバッチリ通じているというのに驚いた。
まぁ、アントニオがイタリア系ということで互いに英語が母国語ではないというのもあるのかな。
アントニオは柔道に関心を持ち、道場に住み込むことに…ってことは、このあともまだ登場の余地あり、かな？

十郎が突然ランニングを始めた。
急なことに両親もびっくり。兄弟たちは「三日坊主だ」とからかっていたけど。
しかし、ランニングに行っているはずの十郎が交通事故に遭ってしまった。
年齢と名前を偽って新聞配達のピンチヒッターをやっていたらしい。
ふと思ったんだけど、高校の生徒手帳って顔写真はないのかな？
私の高校時代には生徒手帳用の写真撮影が毎年あったけど…（県立です）。
そのあたりはいいとして、十郎の交通事故がひき逃げということで、なんともやるせない気持ちになってしまった。
包帯でぐるぐる巻きにされている十郎の姿は痛々しい。
一日も早く犯人が見つかりますように…。

その十郎の病室にお見舞いにやって来た尚子さん。
六都子が十郎の入院に伴って遅刻し、その理由を説明したためにやって来たとのこと。
正平に対し家を出ると宣言した尚子さん。
その大胆な行動力には驚かされるが、正平は戸惑うばかり。
何年でも待つという正平に、愛想を尽かしてしまったのか？
決別宣言ともとれる言葉を残して去っていってしまった尚子さん。
このあとどうなるんだっけ。忘れているのがもどかしいが、そのうち分かるだろう(笑)

ところで…。
松川工房の三つ子ちゃんと一緒に遊ぶ一也ともうひとりいたのだけど、あの子は誰？というかどこの子？
一也と同じぐらいの年に見えたけど…。
三つ子ちゃんたちの下の子？