天までとどけ5―第11回～第16回―

六都子のアルバイト先に一目ぼれしたらしい男子大学生が現れる。
自分で告白できない彼に六都子は待子の息子・一也を自分の子どもとする「妙案」を思いついて撃退（笑）
ウソがばれなきゃいいけど…。
そんな六都子にバチが当たったわけではないだろうけど、その夜、一也が熱を出してしまい、六都子も待子もお母さんもオロオロ。
幸い、大事には至らなかったけど、小さい子の熱ってやっぱり怖いよな～。

待子の夫・真悟さんのお母さんが上京。
生まれて以来、山口を出たことがないというお母さんが、一念発起しての出来事。
あたふたとする待子やお母さん、おばあちゃんが何だか微笑ましい。
待子は公平に頼んで、魚をフランス料理風に料理してお義母さんにふるまう。
でも、「贅沢すぎる」とお義母さんに言われ…。
待子が「弟に下ごしらえをしてもらった」と白状したら、お義母さん納得。
うーん、いいお義母さんで良かったね～。
まだ一流には程遠いけど、本職のコックさんが作ったと知って安心した様子のお義母さん、優しいな。

そして丸山家にも挨拶にやって来たお義母さん。
実家を離れている信平や五郎も駆けつけて、久々に家族全員そろった。
兄弟が揃うと、お決まりのドタンバタン。
あ～、やばいぞ～と思っていたら、案の定、下の山脇さんから苦情が来てしまった。
以前にも苦情を言われていたのもあり、お父さんは平身低頭。
お義母さんが仲裁に入るが、何だか余計にややこしくなった気もする…。
でも、山脇さんの感情を和らげたのは、どちらかというと士郎かな。
ピアノを弾かせてほしいという、見ようによっては図々しいお願いを聞いてもらえたうえ、山脇さんより上手に弾くものだから、すっかり気に入られた様子。
このまま山脇さんとも上手くやっていけるといいな。

山口のお義母さんが持ち込んだ、正平へのお見合い話。
給料の少なさなどを理由に断ろうとするが、なぜか相手が上京してしまい、正平もアタフタ。
尚子さんにも言われていたけど、お給料の少なさを理由にするのって何だかなぁと感じてしまった。
今回の縁談は、お互い納得の上で破談にすることが決まったけど、正平が言っていた「好きな人」。
その先は分かってはいるんだけど（笑）、どこで進展するのかを覚えていないので楽しみにしておこう。

今回のツボ：
正平が山口からやってきた女性に会うことになったときに、お父さんが正平に軍資金をカンパ。
正平は遠慮していたけど、強引に持たせた…のはいいが、その後で、お母さんに頭を下げて「5000円ほど…」と言った場面。
父親として格好をつけたのはいいけど、自分の財布が空になっちゃぁねぇ（笑）
ま、正平兄ちゃんは給料の約半分を家に入れているのだから、親として持たせてやりたいと言う気持ちは理解できるかな。