Chiakiの徒然日記

小学校の印象に残っている先生

何でか分からないけど、ふと思い出してしまったので、書いてみようと思う。
学校にいる間、ほとんどの時間を共有していた担任の先生たちは除く。
担任となった先生たち以外で、強烈に印象に残っているのは、教頭先生。
たぶん、3年か4年の頃に赴任してきたんだと思う。

愉快な先生で、口癖は「少年少女諸君」。
6年のときには、職員室の掃除当番がクラスに割り当てられていて、数週に一度(1週間)の頻度で職員室の掃除に行っていた。
なぜか職員室でさえもエアコンのない学校で、夏場は扇風機、冬場は石油ストーブで暑さ寒さをしのいでいた。
あ、もちろん扇風機やストーブがあるのは職員室のみ。保健室にはストーブだけだったかな。
校長室は…知らん。
掃除の時間になると、その扇風機やストーブは一斉に消される。
そして冬場は地獄の窓全開。
職員室に残っていた先生たちへの宣言もあるんだろうけど、教頭先生がそこで一言。

「少年少女諸君、今日も掃除を頑張りましょう!!」

その言い方が全然押しつけがましくなく、逆に面白いので職員室の掃除は楽しかった。
教頭先生のこの言葉が押しつけがましくなかったのは、教頭先生自身も一緒に掃除してくれていたからだと思う。
毎日ではなかったけど、時間に余裕があるときなどは、子どもの手に負えないようなところは引き受けてくれていた。
そして、冬場は掃除が終わる2~3分前には窓を閉め、再びストーブに点火。
「手を温めて行きなさい」と我々がストーブの周りに陣取ることを勧めてくれた。

楽しい教頭先生だったと思う。
卒業後、すぐに校長先生に昇進したというのを新聞で知った。
ご存命ならば、80代後半ぐらいじゃないかと思うのだが…。
なんだか懐かしく思い出していると、凄くしんみりしてしまった。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「遠い日への回想」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事