いくつかの小説を読んでいて、ふと「?」と思う時がある。
いつ刊行されたものか、というのを確かめて、「あ、そうか」と納得する。
何かというと、携帯電話やパソコンの位置づけ。
全く登場しなかったり、登場しても使っているのは「マニア」扱いだったり。
全く登場しないことには気づかない部分もあるのだが、途中で公衆電話を探すシーンとかが出てくると、
やはり「あれ?」と思ってしまう。
いやー、便利な世の中になったものだ、としみじみ感じてしまう。
私が大学に入ったのが1996年だが、この頃、大学生になると携帯電話を持ち始める人がチラホラ現れ始めた印象。
前年の高校生だった時は、かろうじてポケベルを持っている人がチラホラいたかな?という感じ。
私はポケベルは持たなかったし、いつも一緒にいた人たちも誰も持っていなかったから、
実際はどうだったのかというのはよく分からない。
パソコンは、大学で習い、その後必要に迫られてどんどん使っているうちに慣れた、というのが実情かな。
大学に入学してから今年で25年になるわけだけど、この25年の間にどれだけパソコンやインターネットが進化したかと思うと改めて驚かされる。
便利になりすぎて、突発的に不便な面に直面すると、アタフタしてしまうのも現代人ならでは…なのかな。