架空請求が来た！

いつものように、夕刊を取りに出て、夕刊と郵便物を持って家に入った。
郵便物の宛名は全て母宛だったので、そのままにして夕刊を読んでいた。
しばらくして母が帰って来て郵便物をチェックしていたら、「何コレ！？」という声が。

そこにはこんな文面が。

民法指定消費料金未納最終通知書
管理コード　5675-14

この度御通知しましたのは、「民法指定消費料金未納」についてです。
貴方の未納されました料金については当局までご連絡ください。
　こちら法務省許可通知書となっておりますので、連絡なき場合は、
止むを得ず裁判所からの書類通達所、指定裁判所への出廷となります。
又、裁判後の処置と致しまして、給与の差し押さえ及び動産物、不動産物の差し押さえを強制執行させて頂きます。
又、当局と執行官による「執行証書」の交付を承諾して頂くよう、お願いすると同時に、
債権譲渡証明書を一通郵送させていただきますので、承諾の上御返送ください。
直、書面での通達となりますので、プライバシー保護のため、御本人様から御連絡頂きますようお願い申し上げます。
ご不明な点は、当局職員まで御連絡ください。
以上を持ちまして、最終通達とさせて頂きます。

裁判取り下げ最終期日　平成17年8月17日

法務局管理センター
〒111-0053
東京都台東区浅草橋4-19-3
（代表）TE03-3681-8731（注・原文ママ）
電話受付時間　9：00～17：00（土・日・祝日を除く）

ちなみに届いたのは8月17日。
取り下げ最終期日じゃん！
夕刊の下にあったから、おそらく午前便では届いていたのだろうけど、
試験の合格通知が届く頃とかでない限りは、夕方まで取りに行かないからなぁ…。
というわけで、ハガキを見た時刻は17時を過ぎていた。

まぁ、そのおかげで色々と考える時間ができたんだけど。
翌日地元の法務局に電話して、「法務局管理センター」が本当に存在するのか確認した。
案の定、架空の組織らしい。
問い合わせは多いらしく、結構丁寧に応対してくれたと思う。
でも、その間お仕事は中断しているんだよねぇ。
何だか釈然としないぞ。

母はその後、ハガキを色んなところに持って行っては見せびらかしている。
周りの人の注意を喚起するにはいいことなんだろう。多分。

ちなみに、ハガキの実物はこちら。