よく似ていた

この前の「ゴーカイジャー」でヒュウガが鎧に対して、試すようなことを行った件。
昨日放送された「星獣戦隊ギンガマン」でも似たような展開があり、正直なところ驚いた。
おそらく、このエピソードを踏まえたうえでの「ゴーカイジャー」だったのだろうけど…。

昨日の放送は、第二十五章「黒騎士の決意」と第二十六章「炎の兄弟」。
二十五章で黒騎士ブルブラックから解放されたヒュウガ。
そのヒュウガに対して、リョウマは本来の星獣剣の持ち主である兄に返そうと考える。
バルバンの攻撃が始まって、一旦は保留になったこの一件を、捕まった仲間たちを救出に行ったときにリョウマが口にした。
「返そうと思っていたけど…。俺にこのままやらせてほしい。」
それを聞いたヒュウガ、たまたまリョウマの星獣剣を持っていたのだが、その星獣剣で襲いかかるバルバンを叩き斬る。
そして言った。
「俺が星獣剣を使うのは、これが最後だ！」
ヒュウガは、リョウマが星獣剣を返すと言ったら返してもらうつもりでいた。
だが、リョウマはこれまでの戦いの中で、沢山の経験を積み、自信も持って来ていた。
そんなリョウマだからこそ、ヒュウガも「ギンガレッドはお前だ！」と言えたのだと思う。

この一連の流れが、この前の「ゴーカイジャー」で、鎧がヒュウガを突き飛ばして、ゴーカイセルラーを取り戻したシーンとそっくりだと思った。
そしてヒュウガが鎧に掛けた言葉も。
一言一句同じというわけではないが、伝えたいことは全く同じ。
どんなに時代が変わっても、「自分がやる！」と言えないヤツには地球のことを任せてはおけない、ということか。

余談だが…。
この日の「ギンガマン」、やたらと『ほしをまもる』という言葉が出てきた。
「地球を守る」もしくは「星を守る」と書くのだろうけど、「地球を護る」と頭の中で変換されてしまうのは…仕方ないよね(笑)