最近、ちょっとしたきっかけで、33年前に放送されていたアニメを見ている(見返している)のだが、
声優さんたちの声の若さに驚いている。
当たり前といえば当たり前なんだけど、今も第一線で活躍されている方ばかりなので、
「今の声」と「昔の声」の微妙な違いを見つけるのが楽しい。
そんな時に、こういうツイートを見かけた。
♦︎Twitterなどで、よく「声が劣化した」と悪口を言われるが「見知らぬ人から悪口を言われるくらい有名になりたい」と思った若き頃の自分に教えてやりたい」などと苦笑したり……「悪名も名の内」なんて言葉もあるし、感想は人其々だし、定年のない仕事だが、いろいろ言われる内が花かなあ。
— 声優・古川登志夫(青二プロダクション) (@TOSHIO_FURUKAWA) February 26, 2022
私が見返している作品には古川さんは出演されていない。
だけど、見返している作品の出演者の皆さんだって、当時から30年以上の時を経て、
当時とは声質や声の張り具合などは変わっているな、と感じることはある。
でも、それを「劣化」なんて思わない。
50代、60代、70代になっても20代の声を維持出来ていたら、そりゃもう「化け物」でしょ…。
その年代に応じた声というのがあると思うので、よほど「もう引退した方が良いんじゃ?」というような
声、滑舌にならない限り「劣化した」なんてことは思わないだろうな。
少なくとも見てきた声優さんで、そこまで思った人は今のところいない。
今、見返している作品の出演者の皆さんが、あとどのくらい第一線で活躍なさるかは分からない。
だけど、私の中ではこの作品のキャラクターでそのお名前を知った人ばかりなので、
続けられる限り活躍して欲しいなと思っている。