Chiakiの徒然日記

読めなかった漢字

先日、本屋さんに押しかけるようにしてサイン本をいただいた、
畠山健二さんの「本所おけら長屋」シリーズを本格的に読み始めた。
おけら長屋に住む色々な人にまつわる物語。
一部の人が引っかき回し、それが吉と出るか凶と出るか…。
それがなかなか核心を突いていて楽しい。

ところで、読めない漢字が出てきて困惑した。
何度か出てくるので、前に出たかな?と思って戻ってみても、ふりがなが振ってあるものは出てこない。
短編集なのだが、その短編のキーとなる言葉なので、分からないとモヤモヤする。
こんなとき漢和辞典があればすぐに調べられるのに。

ふっと思いついて、タブレットに「漢字 読み 調べ方」と入力して検索を掛けてみた。
そうしたら、タブレットに手書きで漢字を写し取れば、候補となる漢字を出してきて調べてくれるサイトが出てきた。
早速使ってみた。

読めなかった漢字。「」。
音読みでは、マン、バン。
訓読みでは、こて。
意味は、壁土などを塗りのばす道具 。

ほう。そういうことか。「鏝勝負」ということは、「壁土を塗りのばす勝負」だったのね。
貧相な想像力ではその程度しか思い浮かばなかった。

「本所おけら長屋」シリーズ、第1巻の1~2話ほどは手こずったけど、後はスムーズに読めている。
まだどの人とどの人が夫婦だったか、とかがごっちゃになるのだが、
まだあと17冊ほどあるのだから、そのうち覚えられるだろう。
このタイプの小説、好きです!!

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