Chiakiの徒然日記

携帯がない時代は大変

先日、弟が盲腸で緊急手術→入院となった時のことが話題になった。
当時、弟・小学1年で入学したばかり。
昭和の時代なので、当然携帯電話なんてない。

最初に受診した病院がハズレで、盲腸だということを見抜けなかった。
様子がおかしいことに不信感を抱いた母は、ほぼ強制的に紹介状を書いてもらって、医療センターへ弟を連れて行った。
ここで、すでに腹膜炎を起こしていることが判明。
急遽手術となった。

父の会社に電話してもすでに退勤したあとだった。
繰り返すが、携帯電話なんてない。
父が家に帰るまで、連絡を取る術なんて全然ない。
私は従妹の家に預けられていたらしい(当時小学2年生)。


父は父で帰宅するも、誰もいないということに驚いたらしい。
鍵は持っていたので家の中に入ると、家の電話が鳴り、母から弟のことを聞かされたらしい。
その後、どのように父が動いたのかはさっぱり分からないのだが、とりあえず私を連れて医療センターへ行ったのは確実のようだ。
虫垂は破裂していたというし、あと数分遅かったら死んでいたとも聞かされ、驚いたのは覚えている。
弟は2週間入院した。
こういうとき、親族が近くにいるっていうのはありがたい。
両家の祖父母や、伯母たちに助けられて2週間乗りきった(母は付き添いでいなかった)。

それから数年後、今度は私が盲腸になった。
弟と同じ病院に入院・手術。
腹膜炎までは起こしていなかったが、熱が下がらなくて結局2週間入院した。
この時も携帯電話なんてなかったから、退勤した父を捕まえるのは不可能だった。
父の帰宅を待って医療センターに行ったし。

会社にいればね、「早く帰ってきて!」と電話するんだけどね…。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「遠い日への回想」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事