あ～あ…

昨日の午後、1時のラジオ定時ニュースで速報で流れた一報。

内柴容疑者を逮捕　「常識外…」　関係者絶句(産経新聞) - goo ニュース

ついに「容疑者」が付いてしまった。
う～ん、なんて言ったらいいのか…。

「落胆」？「がっかり」？「怒り」？

いや、どれもしっくりこない。敢えて言うなら

「むなしい」

かな。

北京五輪の時は、彼が金メダル第一号だったこともあって、こちらでは号外が出るなど、盛り上がりを見せていた。
何より地元を愛しているというのが伝わってきて、年齢も近いのもあって、ちょっとした憧れのような感情も持っていた。
彼が現役を引退して、地元の大学で指導者となるということになっても、「彼らしいな」と思っていた。

先月の下旬に彼にセクハラ疑惑と新聞に載った時は目を疑った。
何かの間違いじゃないか、と。
相手の身体に触れる競技なのだから、何か行き違いがあったのではないかと思いたかった。
だけど違った。

「準強姦」。

「準」という文字が付いてしまったのも情けない。
私が大学に入った年に、前年まで教授だった人物が「準強制わいせつ罪」で逮捕されるという事件があったが、まさにあれと同じ構図。
飲ませたのが薬か酒かの違いだけ。
薬や酒で、前後不覚になっている人物（主に女性）を犯したときに付く文字なだけに、もう言い逃れは出来ないだろう。

新聞を見る限りでは、まだ「上を下への大騒ぎ」状態にまでは至っていないようだが、裁判で有罪になったら…。
どうなるのだろう？
県民栄誉賞を取り消すべき、という意見もある。
知事も困惑しているようだったけど、「功績」に対して与えたものという認識だそうだから、そこまで行くのかな？

これがねぇ、交通事故程度だったなら（飲酒、ひき逃げ除く）ここまで大きく取り上げられることはなかっただろうに…。
はぁ。
やっぱりむなしい。