嫌な世の中だな

最近、某所でよく見かける「○○様」という言葉。

○○の中には、「妊婦」だとか「子連れ」だとかその人の“状況”が入る。

あまりに自分中心な人を指していたのが、どんどん拡大解釈されて行っている様子が何だか不愉快。
みんな、一度は妊婦さんのお腹にいたし、お母さんやお父さんに連れられて出かけて行ったことだってあるだろうに。
女性に厳しすぎる世の中というのもあるのかもしれない。

「赤ちゃんを連れて飛行機に乗るな」という意見も見たことがあるが…。
いやー、意外と飛行機ってエンジン音が五月蠅いし、赤ちゃんの泣き声なんてほとんど気にならないけどな、私は。
国際線になるともう少し静かなのかな？乗ったけどあまり覚えていない（笑）

みんなに精神的な余裕がない気がする。
ちょっとした思いやりがあれば、こんなにギスギスした世の中にはならないのにな、と思うんだけどな。

ちなみに…。
以前に書いた、中央線で妊婦さんに席を譲った件。
「某所」にそのまま投稿してみた。どういう反応が得られるのか知りたかったから。
それと妊婦さんへのエールを込めて。
乗った線と、駅名は伏せたけど。
そうしたら…
「癒された」だの「心が温まる」だの「こんなやさしい人がいるなんて！」だの、自分では想定していなかったコメントがワンサカ。
いやービックリした。
こんな反応が30件近く寄せられた。
私自身、エレベーターガールのようなこともやっちゃう人間なんで、そういう反応には正直戸惑った。
（単に開くボタンを押しっぱなしで、カートやベビーカーを押している人を中に入れる、外に出てもらうなど）

女性が女性に厳しいのは今に始まったことではないだろうけど、もう少し余裕を持って行動出来たらいいな、と思っている。