Chiakiの徒然日記

タトゥーと文化

先日、日本で行われた、サッカーの日本代表とオーストラリア代表との試合。
その試合内容とか結果とかそんなものとは別に、新聞の投書欄にある意見が寄せられた。

「オーストラリア代表のタトゥーが見苦しい」

というもの。

最初にこの意見を読んだときは「は?」と感じた。
オーストラリア人にケンカ売ってんですか、この人?

日本ではどうしても「タトゥー=刺青」ということもあって、反社会的なものというイメージが強い。
そのことは認めるし、日本代表の選手たちがタトゥーをするのにはやはり抵抗がある。
(今の代表にそんなことする人がいるとは思えないが)
でも、その論理を他国の人に求めるのはどうなのだろう?

ワールドカップやオリンピックでも、多くの国の代表選手の腕にタトゥーがあった。
「こんなに?」「凄いな」とは思ったけど、別に不快感は抱かなかった。
「おしゃれだな」とは思わなかったけど(笑)

件の意見が載って数日後、反論が寄せられた。

「他国のタトゥーについては、その文化的背景も理解すべき」

というもの。
この人の意見には全面的に賛同する。
私は知らなかったが、船乗りさんたちの識別に用いられていたこともあるとか。

最初の意見の人が一番言いたかったことは分かる。

「日本の子どもたちは真似しないでほしい」

ということ。
このことについては反対しないし、もっともだと思う。
だけど、オーストラリア代表のタトゥーを否定してしまったことで、あらぬ誤解を招いてしまったようだ。
日本代表の選手にタトゥーをしている選手が現れたら、その時はぜひ叩いてくださいな。

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