Chiakiの徒然日記

レンゲ畑の思い出

携帯電話に搭載されている「エモパー」が、「今日の花」として「レンゲ」を教えてくれた。
最近はとんと見なくなったレンゲ。
小さい頃は、いろんな所でレンゲ畑が広がっていたなぁと思い出した。
畑といっても、本当は田んぼなんだけど(笑)

小学校1~2年の頃だったと思うんだけど、今ぐらいの時期に友達と「レンゲ畑でお花見!」と洒落込んだ。
友達の家でお弁当を作って出かけた。
確実に年齢は一桁だったので、お弁当作りは友達のお母さんの手も加わっていたはず。
ソーセージみたいなのを自分たちで焼いた記憶だけはなぜか鮮明に残っている。

出かけていったレンゲ畑は、友達の家を出て道路を渡っただけの田んぼの中。
友達の家からは丸見えだったので、子どもだけで「お花見」も問題なかった。
というか、当時は子どもだけで遠くまで(といっても校区内だが)行っていたよな…。

弁当の中身は、たいしたことはなかったはず。
おにぎりに、自分たちで焼いたソーセージとあと1品くらい。
やはり「自分たちで焼いた」というのが一番のごちそうだったと思う。

よその家の田んぼで「お花見」なんて、今では絶対に考えられないことだが、当時はおおらかだったな。
仮に見つかったとしても、「あら~、お花見?いいね~」で終わっていたと思う。
レンゲを摘んで髪飾りとか作っても何も言われなかった。
今になると「大胆なことやっていたな」と思うけど、周りの大人たちに恵まれていたのかな。

年月が経つにつれ、レンゲ畑は姿を消した。
調べてみたら、稲の生育が早まったとか、化学肥料の改良等でレンゲ畑が必要とされなくなったらしい。
一部の地域ではまだレンゲ畑が広がるというところもあるようだし、見られたらラッキーぐらいの気持ちでいたいな。

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