分からないのは恥じゃない

友人の姪に当たる子が、卵にひどいアレルギーがあるらしい。
それで、外で食事するときには、卵が入っているか否かを確認しているとか。

ある日、パスタのお店に入ったところ、その悲劇は起きた。
「パスタに卵は入っていませんか？」
とウエイトレスのお姉さんに訊ねたところ、入っていないと断言されたので、
安心してソースに卵が使われていないメニューをオーダーした。

ところが。

パスタを食べた女の子に、一瞬にしてアレルギーの症状が！！
パスタに卵が入っていたのだ。
責任者が飛んできて平謝りに謝ったという。
幸い、食べた量が少なかったこともあり、大事には至らなかったので、特に店と揉めるようなことはしなかったらしい。

これを聞いて思ったのは、
「分からないことは恥じゃない」
ということ。
ウエイトレスが厨房のことまで把握しているとは限らない。
命に関わることならば、念には念を入れるぐらいの配慮は必要だろう。

「念のために聞いてきます」
子どもの命に関わること。こう言われて気を悪くする親なんて、まずいないでしょう。

パスタのお店では、ソースの原材料は把握できていても、パスタ麺の原材料まで把握しているなんてことは、
厨房で働いている人以外はなかなか難しいんじゃないかな？

ホント、アレルギーは本当に怖いので、気をつけないと…ね。