Chiakiの徒然日記

爆竜戦隊アバレンジャー~第8話まで~

4週間前から東映チャンネルで始まった「爆竜戦隊アバレンジャー」。
この作品には、特別な思い入れがある。
放映されたのは2003年。この年、父が亡くなった。
第一話を、泊まり込んだ父の病室で見た。
とぎれとぎれだったけど、「病室で見た」というのが凄く印象に残っている。

そして、昨日放映された第8話「アバレブラックこの一発!」。
これが放映されたのは4月6日。
前日に父の葬儀を終え、半ば放心状態のままビデオに録画したものを見ていた。
ちょうど、アスカさんが変身可能になったものの、力が発揮できず、苛立ち、焦っていた時。
自分の中で消化しきれない、悲しみ、看護生活からの解放感、その他もろもろの状態が重なって、アスカさんにかなり感情移入していた。
劇中のアスカさんと私の気持ちが奇妙にリンクしていて、ズドーンと落ち込んでいたのだけど、
アスカさんが吹っ切れて、アバレブラックに変身、見違えるような動きでバーミア兵をなぎ倒していく。
そして、アバレンオーさえ苦戦していたギガノイドを「○○インフェルノ」3連発でたった一人で倒してしまう。
その姿を見て、私も何かが吹っ切れた気がした。
なんとなく悶々とした気分が一気に吹き飛ばされた感じを受けた。

(実際には、完全に「吹っ切れた」と感じることができたのは、友人の結婚式後に号泣した後だから、2年掛かったのだけど)

今になって感じる、すごく心に響いた言葉。
「マホロ、お前のことは忘れない。だけど、今はお前のためには戦わない!」
10年前のあの日のことを思い出した。
複雑な感情はなんとなく残っているけど、このエピソードにはずいぶんと助けられた。
悲しみを忘れることはない、だけど、前を向いて生きていかなきゃ。
そんなことを思わせてくれる、私の中では秀逸のエピソード。
たぶん、何年たっても、このエピソードだけは忘れないと思う。

今のところ、通算で1900話近くに登る戦隊シリーズのエピソードだけど、私の中ではナンバー1かもしれない。
全体の作品としても、上位に来る好きな戦隊。
10年経った今、仲代先生に対してどのような感情を抱くのか、そのあたりも楽しみにしていきたい。

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