Chiakiの徒然日記

見に行けなかった合格発表

私が受けた大学は全て県外だった。
このため、受験で出かけていくことはあっても、合格発表を見に行くことはなかった。

最初の合格発表の日は土曜日だった。
第二土曜で高校はお休み(と言っても、普通の授業は終了していたけど)。
大学から届く合格or不合格通知が気になって、翌週に控える別の大学の受験勉強も手に付かない。
こんな思いするんだったら、広島に行けばよかったかな~?なんて考えもよぎったが、
試験自体を福岡会場で受けたため、大学が広島市のどこにあるのかさえ知らなかったんだけど(笑)

昼食を済ませて、いよいよソワソワし始めた頃、チャイムが鳴った。
玄関に出ると、郵便局の配達員さんが、封筒をかざしてにっこり笑っていた。
いそいそと受け取ってみたところ、紙1枚にしては重量感がある。
封を開けてみると、色々なパンフレットと一緒に入っていた一枚の紙の文字に吸い寄せられた。

「合格通知書」。

一気に身体から力が抜けた。
配達員さんの笑みもようやく納得がいった。
この話を友人たちにしても、「配達員がそんなこと分かるわけない」と言うのだが…。

受験番号を自分で探す、というのを公立高校合格発表以外でも経験したかったが、結局一度だけだったな~。
大学院の合格発表は、事前に教授から聞かされていたので、ドキドキも何もなかったし(笑)

翌年、弟の大学の合格発表は、こちらも超遠方なので合格者の受験番号が通知される電報を利用した。
落ち着かない弟を遊びに追い出し(友達からお誘いがあった)、電報の到着を私が待っていた。
電報が届く前に弟から電話があり、
「今から○○(どこかの施設)に行くから、△△(連絡を入れることになっていた友人の家)にはいない」
と言い出した時には驚いたものだ。
まぁ、そのくらい落ち着いたってことなんだろうけど、こちらはドキドキだぜ~!

結局弟も合格していたわけだけど、本人でも親でもなく、私が最初に見つけたというのは、一体どういうことだろう?
弟以上に私が緊張していた(笑)

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