ホーリーの日々

あるべき姿

今日は、
懐かしい同級生に逢えた。
覚えてくれていて、凄い嬉しかったよ!!

当時の、
その子のことを少し思い出した。

小学校の頃、クラスの中に、
生まれつき染色体が一本多い子がいた。
そ○ちゃん!という男の子。

そ○ちゃんは、
ものすごく明るくて、
いつもニコニコと笑っているし、
誰かが困ってると近寄って行き、
背中を撫でて、
「ドンマイ!ドンマイ!」と、
皆を元気付けてくれる優しさもあった。
それに、とっても綺麗好きで、、、
そんな賢い、そ○ちゃんだから、
クラスの中では、人気者だった。

しかし、
子供たちの人気者でも、
教師たちの中になると、
子供たちと違い、
必ずしも、
大事に接するとは限らないだろう。
私が子供の頃に、教師たちが、
そ○ちゃん!にする対応を目の当たりに見てきた。

実は、そ○ちゃん、
担任からの、強烈なイジメを、
来る日も来る日も、受けていたのだ。
何一つ、悪いことはしていない。
ただ、ニコニコしている!というのが、理由なのだ。
「何が、面白いんだぁ!
この野郎!」と怒鳴りながら、
毎日、何十発も叩かれているのだ。
(特に、太もも、二の腕、
ふくらはぎを平手打ちし、
それに頬を摘まむことも)
痣(アザ)が出来ない様にだろうけど、
同じ所を、連続して叩くことはなかったが。
(こんな目に遭っても、
そ○ちゃんは、文句の一つも言わず)
それを見ている此方が、
怒りを覚えるばかりで、、、。

この理不尽の極まりない、教師の行為に、
クラスの皆も辛くなり、
私達は子供なりに、
どうすればいいのか?と色々と考えた結果、、、、 
後の事を考えると、
直接、担任への抗議することが
怖くて出来ずに、
そ○ちゃんの、ご両親に伝えよう!
ということになった。
ここで、クラスの一人が、
「そ○ちゃん、
既に両親に伝えているなら、 
わざわざ、
僕らが言う必要あるかな?」との意見が。
でも、他の子が、
「もし、伝えていたなら、
そ○ちゃんの両親は、黙っていないでしょ?」と。
私達、皆の意見は、
そ○ちゃんは、伝えてないだろう!
とのことで、
皆の意見が一つになり、その日の帰り、
そ○ちゃんのお家まで、
皆で、一緒に向かった。
案の定、
お家では、辛いことを
何も伝えてなかったらしく、
ご家族には、
「今日も学校は、楽しかったよ!」と、
あのニコニコ笑顔で、報告していたそうだ。
私達は所詮、小学生だから、
そ○ちゃんのお母様が、
信じてくれるか、すごい不安だったけど、 
兎に角、私達が、
今まで目撃したことの全て伝えた。
そ○ちゃんのお母様は、
「教えてくれて、ありがとうね。
今、皆から聞いたことは、
おばさん1人では、対応出来ないから、 
おじさん(そ○ちゃんのお父様)にも相談するね。
これからも、
そ○ちゃんを守ってあげてね」
数日後に、
そ○ちゃんのお父様が、
学校へお越しになり、
担任と話し合っておられた。
私達は、
「チクった!」となるのが怖かったけど、
悪いことはしてないんだから!と
思うことにしていた。
この件で、担任からは、
逆ギレされることなかったし、
一番、肝心の、
そ○ちゃんへの接し方も、
一切の暴力をやらなくなった。

その日以降、
そ○ちゃんの、
本当の笑顔が見れるようにもなって、
とても嬉しかった。

ってか、 
このことで喜ぶのは、
何か変な気がするのだ。
because,
本来、
こうあるべきでしょ!!!!!!
(怒)
と考えるから。

うーん、こういうことは、
誰かに聞くか、本人が言うか、
どちらかでないと、
ご家族も気付くことはないだろう。
全国的に見れば、今なおも、
もっともっと沢山の虐待が、
当然のように起こってる可能性も
無きにしもあらず!ってところか?

教師のストレス発散の道具として、
児童が、存在しているんじゃないから。

当時を思い出していると、
同時に怒りも、一緒に出てきた。
気付けば、
長々と書いてしまっていた。
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