数日前、テレビで、
「大悪人の孫と呼ばれて~張作霖爆殺事件~」
という番組を観た。
ある大佐が起こした事件が発端になり、日中戦争が始まり、
のちの太平洋戦争へと繋がっていった出来事だ。
その大佐のお孫さんを追ったドキュメンタリーなのだが、
最初は、陸軍の総意と思われていらしたようで、
お孫さんが自ら調査して進めていくうちに、
祖父で大佐の独断だった!と知らされる。
接収ではなく、侵略だった!と祖父自身が聴取で答えていると。
もちろん、批判的な意見は多いと思う。
一緒に観ていた母も否定的な意見だ。
でも、祖父は悪くない!と信じられてた
このお孫さんの気持ち、私には分からなくもない。
このブログで以前に、
私も父方の祖父が、スパイとして、
国家機密に深く関わっていたので、
色々と複雑な思いがある。
詳しく調べること、、、、
うーん、
私には、どうしても怖くて来ないけどね。
毎年、テレビで、
被爆者の方々が苦しまれていること、
戦で亡くなった方々など目にする度、
チャンネルを変えている自分がいるのだ。
祖父を否定はしたくない!
その一方で、
真実と向き合わなければならない。
この板挟みの中で、
毎年、8月を過ごしている。