当時、住んでた所が、
大阪とは言っても、神戸に近かった為、
地面から突き上げられた様な揺れが最初にあり、
その直後、半端ない揺れに襲われた記憶が鮮明に残っていて、
まだ昨日のことみたいだ。
私の住んでた所でも、
圧死されたらしく、
亡くなられた方もいらっしゃる。
この震災から、
災害時の備えを意識するようになった。
我が家も、
エアコン、ファンヒーター等、
電気が必要な物だけしか使ってなかったけど、
もし、それが止まっても、
灯油だけで使用可能な石油ストーブも、
2台、買ってある。
母が、
「何かあった時、
少しでも皆の役に立てられれば、、」と。
テレビでは、
各家庭の石油ストーブ&灯油を、
避難所である体育館へ持ち寄って、
暖をとっておられたからね。
色んなライフラインが止まってしまっても、
常に、その対応が出来るように、、
災害って、いつ何処で発生するのか、
全く分からないから、
誰もが、他人事ではないんだから、
明日は我が身!!の気分でいることも大事なことだと思う。
危機の時、如何に、冷静な気持ちでいられるか否かで、
自分だけではなく、
周りの方々のことも考えることが出来るんじゃないかな?
そう思ったら、神戸の方々、
皆さん、すごく協力され合ってたなぁ。
全員で支え合えたから、
今の神戸の街に、復興できたのだろう。
兄が、よく言う言葉がある。
「天国のスプーン・地獄のスプーン」
持つ所が、長~~~いスプーンがある。
それを上手に使い、スープを飲もう!
とした時、
地獄だと、誰1人として協力しないから、
1人で飲もう!とし、
何回、スプーンで掬っても、
口まで届かないから、移動しているうちに、
全てが溢れてしまう。
ところが、
天国では、1人がスプーンで掬い、
もう1人が飲む。
互いに飲ませ合ってるから、
結果、みんなが飲めて満足し、
誰も不快感を味わうことなく、
幸せな気分になれる。
災害時、
その場にいらっしゃる方々が、
より快適に過ごされる為には、
自分が今、どう動けば良いのか?、
常に考えながら、行動が出来る人でありたい。