釣りや読書が好きな父には、
誰も話さない感じの静かな場所なので、
適した環境なのだろう。
元々、海が好きな人でもあり、
いつも下着1枚になって、
1日中、海を見つめながら、
ただ黙って、釣りに没頭していた。
小さい頃、そんな父の横で、
私も黙ったまま、一緒に、
海を眺めるのも好きなことだった。
余談だが、、、
父は、
白の塗料を塗ったような肌の色なのだが、
日に焼けて、火傷の状態になり、
かなり痛がっていたけどね(笑)
ところが、、、
1つ、胸を痛めていることがあった。
本来、美しい海である筈の景観を
著しく、汚している物が、、、
プラスチックのゴミだ。
母は、釣りをしないので、
1日中、ゴミ拾いをしていたのだが、
それが、毎回、大量で、、、
ゴミ袋にして2袋、90リットル分位は、
拾っていたと思う。
ゴミ拾い中の、母の前でも、
普通に、海へ投げ捨てていかれる姿も
よく見掛けたものだ。
その投げ捨てられたゴミの行方は、、
海洋生物が、餌と間違って、
食すことがあり、
最悪の場合、命を落とす事故が後をたたない。
プラスチックは、日常生活の中でも、
欠かせない存在だ。
人間にすれば、役立つ物でも、
その他の生物には、有害となる。
先日も、
亡くなった赤ちゃん亀の身体を解剖したら、
100個以上のプラスチック片が確認された!
ニュースで耳にした。
どれも軽い気持ちで、
海に投げ捨てられたゴミの1つだろう。
ゴミは、ゴミ箱へ