かなりバタバタした。
まず、写真だ、
次は、収入印紙だ、
次は、区役所だのと、
エッ？まだあるの？と思いながら、
他にも色々、
手続きに必要な書類を集めてまわってたのだ。
中でも、一番、困った！というか、
イラッ！としたのが、
病院での、診断書だった。
普通に、内科とか、何の科でも、
書いてくれるのだが、、、。
これを、書いてもらわないと、
免許がもらえないのだ。
私の場合、
この診断書を、兄の当時の勤務先の人に、
頼んで書いて頂いた。
美容師免許の申請において、
絶対に必要な、この診断書は、
精神鑑定の診断書なのだ。
ある程度、美容師の先輩達から、
聞いてはいたのだが、、、、
この診断書を書いてもらう時に、
診察室に入るなり、こう言われた。
「今から、変な質問ばかりしますが、
怒らないで下さいね！
僕が悪いわけではないので！！」
「あ、はい」
「では、過去に、
テンカンと言われたことは、ありますか？」
「いいえ、ないです」
「過去に、
いきなり人を殴ったことは、ありますか？」
「そんなことする筈がないです」
「過去に、誰かに噛み付いたり、
舐めたりしたことは、ありますか？」
「一度もないです」
(心の声)
何を聞いてるの？この人は、、、、。
「過去に、
他の人の物を取ったりしたことは、ありますか？」
「絶対、ないです。
そんなことする筈がありません。
あり得ないです！」
少し、イラッ！としてしまった。
「分かりました。
合格おめでとうございます。
頑張って下さい。
この診断書を書いておくので、
受付で、お待ち下さい」
「分かりました。有難う御座いました！！」
言われた通り、受付で待ってると、
私が、呼ばれた。
受付の人は、私に診断書を渡し、
小さな、小さな声で、
「今日の会計は、１０円です！」
「本当ですか？」
「はい。
０円にしたら、
他の患者さんもいることなので、
形式だけの、１０円で良いそうです。」
と言われ、１０円を受付で渡した。
先輩に、
３０００円と聞いていたから、
すごく有難かった。
全ての書類と、手数料その他を、
厚生労働省に送って、
やっと、免許証が届いた。
運転免許証と違い、美容師免許証は、
厚生労働大臣の名前入りの賞状みたいな物が、
サランラップの芯？に入っていた。
ってか、この診断書がないと、免許をもらえない！ってなるから、
一応、書いてはもらったのだが、
本当に必要なのだろうか？
それと、今日、買い物に行くと、
母が、これ欲しい！！とまたもケンカになり(涙)
あ～！も～～～～～っ！
