家の中には、私以外だけで誰も居ない。
父は、デイサービスへ。
母は、買い物。
兄夫妻は、外出中。
なのに、、、!!!
「バタバタバタバタ、、、」
突然、屋根裏で誰かが歩く足音がする。
その音は、明らかに動物ではない。
我が家の屋根裏は、間仕切りがなく、
1つの空間になっていて、
ざっと計算すると、
畳100枚程度の空間だ。
寒ささえ耐えられれば、この屋根裏でも、
人が生活出来ないわけではなさそうだ。
屋根裏の窓もあるし、出入りも問題ないわけで、、、。
となれば、どうしよう?
私は、テレビの音量を上げ、長い棒を手にし、
自室の天井を何度か突いた。
すると、、、
直後に「コトッ!」という音がし、
それっきり無音になった。
静かにはなったが、
それが解決へとは結びついてない訳で、、。
しばらくして、母は帰ってきた。
これまでの経緯を伝えると、
母は、
「こんにちわぁ!聞こえていますか?
どなた様ですかぁ!」と。
屋根裏に向かって、穏やかに話し掛けているのだ。
私は、これほどまでに怖れているのに、
母が正反対の対応を示したことに
少々、ビックリした。
どこから来るの?その余裕は、、、?
と思ったけどね。
ってか、
屋根裏に誰かいるのかしら?
マジ、おっかなくて仕方ないよ(涙)