小学校の卒業アルバムには、
1人々々の「将来の夢」が書かれたページがある。
そこの私の書く場所は、空白のままだ。
もちろん、
将来、こんな仕事がしたいなぁ!と思う仕事はあったけど、
そんなことを書こうものなら、
たちまち大人達から怒られる!ことくらい、
目に見えていることだ。
本当は「キャビンアテンダント」って書きたかった。
かといって、
大人達の希望する仕事には就きたくない!
私は、ロボットじゃないんだから!と思っていた。
そうした色々な気持ちが錯綜し、
結果、何にも書けなくなってしまい空白
になったのだ。
今思うと、
あれは、精一杯の大人への抵抗だったんじゃないかな?
私を医師にさせよう!と、本気で思っていたようだ。
当の私は、理系ではあったけど、
将来、医師になりたい!とか、
興味を持ったことすら皆無だった。
獣医さんの方が興味あったかも?
母なんて、いまだに言っている。
「み○は、何で逆らってばかりなの?」と。
大人達から勧められ、
2歳から、私の勉強生活が始まったのだが、
なんの疑問を抱くこともなく、
それが当たり前のように思っていた。
でも、成長すると共に、
「職業選択の自由」という言葉を知り、
自分のやりたい仕事って、
他の誰かに決められるものではなく、
自分に決定権があるんじゃないの?と思えるようになった。
なりたい仕事は、沢山あったかな?
美容師は、もちろんのこと、
漫画家、キャビンアテンダント、
婦人警官、ピアノの先生、
ケーキ屋さん、パン屋さんetc.
どうしても、
キャビンアテンダントになりたくて、
めちゃめちゃ目指していたけど、
(親戚がやってて、格好イイなぁ~!って、
いつも思っていたから)
でも、、、
私の場合、身長が条件を満たしてなくて。
中々、諦めが付かなかったけど。
うーん、
飛行機に乗った時も、
上の戸棚に届かなかったから、仕方ないかぁ!