紫外線対策・日焼け止めクリームの選び方

よく目にするSPF値とは日光防御指数のこと。SPFは紫外線UVBの防止効果、
PAはUVAの防止効果を示す指数です。
日本人が紫外線にあたり、焼けて肌が赤くなるまでの時間は平均して20分。これが指数の基準になっています。
SPF値が１ならば20分、２なら40分、３なら60分、その日焼け止めは有効にはたらくというわけです。SPF30くらいまでは数値に応じて効果も比例しますが、30以上になると大差がないという検証結果データーがあります。高ければいい！というものではないようです。それだけ強い成分が含まれていれば肌に優しいとはいえません。
日焼け止めクリームは、紫外線吸収剤(吸収する事で肌を守る)、紫外線錯乱剤（撥ね返すことで肌への負担や刺激を軽減）の2種類があります。肌の敏感な人には吸収剤は刺激になり、かぶれや黒ずみになることもあります。ご自身の肌質に合ったものを選びましょう。
参考までに、日常生活で紫外線を防ぐ場合SPF10～20．炎天下や長時間のスポーツ、海や山でのリゾートの場合SPF30以上が目安。PA値は常にPA++以上で
注意すべき事として、指数が高くても過信しないことです
つけるクリームの量や、汗や水で落ちてしまったりするので、こまめにつけ直すようにしましょう。
これから本格的な夏に向い、必須アイテムのサングラス、帽子、日傘などの小物活用も…
　　　　　　　

ポストの貯金箱

　　　　　　　　　　　　　

町で見かけなくなった赤いポスト。貯金箱となって復活？？　
欲しかったのですが、これって、郵便局で定期預金しないと貰えないのです。
ところが預金なしで我が手許に…
仲間内では僕君の貢物（？）といわれてます。いえいえ違います。ただ欲しいな！と
お願いモードになっただけです。
昔、500玉30万円貯金箱を買ってせっせっと貯めた事がありますが、
目標達成の前に壊して終わりでした。
今回は折角の品。積る楽しみを味わうぞ！と自分に言い聞かせたところで、
貯金箱の構造上、底から何時でも取り出せるです。

紫外線の浴びすぎに注意！

強い紫外線を浴びると、からだは肌の防衛に立ち上がります。血管壁が広がり、血液の成分や白血球が血管から外へ流れ出しダメージを回復しようとします。皮膚がほてって熱を持ったりするのはこのせい。そればかりではなく、紫外線を遮断しようとメラニン色素を大量に作り出します。これがシミの原因！メラニン色素の役割は肌を紫外線から守ること！悪玉ではないのです。ところが、紫外線はメラニン色素を作る細胞メラノサイトを刺激しチロシナーゼ（酵素）を活性化させチロシン（アミノ酸）という無色透明な基質に働きかけ酸化重合反応で、次第に黒くなりメラニンになります。皮膚の角化作用で角質となって剥がれ落ちれば問題ないのですが、強い紫外線に何度も肌をさらしていると、メラニン色素は生産され続け黒く定着してしまいます。これが色素沈着、いわゆるシミ！
そればかりではありません。紫外線と酵素は細胞膜を破壊し過酸化脂質をつくりだし真皮層にある弾力線維を破壊します。これがシワ、たるみ、乾燥！
もっと怖いのは、細胞の破壊を受け続け修復のリズムが突如崩れて、細胞の異常増殖が始まってしまうのが皮膚がん！オゾンホールによる紫外線量が増えている現代、日光浴神話は…疑問視されています。

赤い宝石、庭梅！

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　ご近所のおばあちゃまから素敵な一枝頂きました。
　　　　　　赤い実を見てぐみと勘違い

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　食べると美味しいのよ！の一言でしたが、
　　　　　　梅だよなぁ、酸っぱいだろうなぁ
　　　　　　恐る恐る口に…意外な甘さがひろがり美味でした！

紫外線って…！

あってもなくても困る紫外線。殺菌作用があり、体内でビタミンDをつくったり、カリウムやカルシウムなどの増加を促すはたらきを持つ紫外線も、ある量を超えると皮膚にとっては悪影響のほうが大。クスミ、シワ、タルミ、乾燥の原因になり、もちろんシミ、ソバカスも増えます。
　太陽から放射させる光線は、波長の長い順に赤外線・可視光線・紫外線。紫外線より短い波長はX線・放射線。光線は波長が短いほどエネルギーが強く、ダメージを与えます。この位置関係からも紫外線の威力がわかろうかと…さらに紫外線を分類すると長波長紫外線（UVA）、中波長（UVB）、短波長（UVC）。
ただしこれらの光線が全て地表に届くわけではなく、波長の短い光線は大気上層でカットされてしまい、地上まで届くのは可視光線、赤外線、紫外線A,Bだけです。紫外線Cはオゾン層でカットされてしまいます。が、オゾン層破壊でUVBが増加していることを考えると事態は深刻です。なぜならUVA,UVBも人間の皮膚を通過し、皮膚の内側から光老化を起こす力を持っているからです。
　紫外線の被害が大きいオーストラリアでは、親が子どもに日焼け止めクリームを塗ることが法律で義務づけられているほどです。
またカナダ政府では昨年、環境保全計画（グリーン・プラン）をスタート。その一環として、今春
<オゾン・ウォッチ>なるサービスを始めました。字の如く、紫外線の被害を少しでも防ぐために、カナダ上空のオゾン層の状態を毎週公表するというもの。こうした紫外線注意報を出しているのはカナダ政府だけではありません。
アメリカ・ボストンの教育委員会は、皮膚がんになることを懸念して、子どもたちに午前１０時～午後２時の外出を控えるよう呼びかけています。
黄色人種は皮膚がんにかかりにくいと云われていますが、オゾンホールが世界各地で発見されている現在、紫外線対策はそれなりに必要なのでは！と思います。