Chicago51

ギター、ジャズ、BABYMETAL...ぼちぼちと

続々入荷中!! ~その78 キタ━(゜∀゜)━! ~

2013年04月19日 | 5751
Sylvania のプリ管は、5F1 に載せると
”A" のクセに、雑味混じりの余分な音が出る~その22~
”The Holy Grail" しかも、一番高額球のクセに、リアの抜けが悪く、重苦しい~その23~
と、あまりイイ印象がないもんで、たまにこの(タイプの)球を見かけても、スルーしておりました。

が、こうなったら、大好きな5751を究めたろか

と、これを逝ってやりやした。

”The Legendary"

1964 Sylvania USN-CHS-5751W1 Vacuum Tube -NOS-

低周波電圧増幅用双三極管

 

      

・Gray plates
・Triple mica
・Top "O" getter

ちなみに、出品した懇意にしてるショップの宣伝文句はこう
”This is an incredibly sounding tube with phenomenal transparency and lusciousness!!! Made in 1964!!!”

 

      

ごちゃごちゃした緑のプリントとか...オーラは全くないんですがね...造りは、丁寧かつ堅牢。

Tested on Amplitrex AT-1000 (mini.good : 0.6)
Tested @ 1.2 / 1.1

 

いつものように、5F1とMJTストラトで...

 

衝撃的な音

 

今までのどの球の音をも凌駕している...いや~、Sylvania で、こんな音がでちゃったかぁ~。

Sylvaniaは、「RCAの引き立て役でいいよ」とか...浅墓な考え...全くもって、馬鹿でした。

この音をなんと表現すればよいのか...
完璧な、高・中・低音のバランス
超高解像度
程よい張り出し、太さに、柔らかさ
快適なレスポンス
...そげなアタリキな表現どうでもええわ。

ブルースにも

ロックにも

全く向いてない

ショッキングな程の美しさ

とくに、12F あたりからハイフレットの微かに色気を帯びた清らかな高音の響きは、とても筆舌し尽くせない。
~その66~ Raytheon のような、硬い輪郭はなく、すぅーーと入ってくる。
スメール(須弥山)に注ぐアムリタ(甘露)の音とは、斯くもあらんや。

まさしく

The Holy Grail"

の冠にふさわしい。 

違った意味で、この称号(聖杯伝説)の意図するところが分かったような気がする。
最早、あっちの世界の音や。
100 本、球を転がして、辿り着き、理解できるこのありがたみ。

ノート

コード

ただただ、この音を聴いていたい。

Oahu 397k Amp の、破損して届いた Sylvania 5y3G の補填から始まった球転がしも、ここまでキタかぁ~

感無量

 

  

 


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