台風18号が接近するなか、勤め帰りに衝動買いです(苦笑)。以前からJohn Lee Hookerや、Hound Dog Taylor タイプのブギーを、”ジャリッ”とした安っぽいサウンドで演りたく、手頃な1本を探しておりまして。都内ショップで「店頭展示品のため、チョイキズ特価」で売られており、
★一風変わった渋~いボディー・デザイン。
★2マホ・ボディ、1シングルコイル・ピックアップ、1ボリュームの潔さ。
★一見Soap Bar Pickupだ。
★おっ、マイブーム(死語?)のテイルピースにラップラウンド巻き。
★安っぽい指板に、もっと安っぽいナット。昔持ってたOrvilleを思い出させるベタ塗装のボディ裏...
★Made in Koreaのスチューデント・モデルとはいえ、PRSでこの値段。
当然のごとく、さらに”勉強”してもらって、¥4万チョイでお持ち帰りさせていただきました。
♪音
なかなか安定せず、時間を食いましたが、オープンDチューニングで、1974Xのウチで出せる最大音量Vol.2(涙)で音出し...
おおっ、予想に反する中太の甘くそこそこキレイな音...安っぽくはないぞ...けっしてヒスコレの¥15分の1の音じゃない。
あるイメージが湧き、トレモロch.に繋ぎなおし、ずっと”0”固定だったINTENSITYとSPEEDを"4"に。 おおっ、これはTVとかでよく流れるオープンDのスライドの音! どのアルバムのどの曲とか特定するのはとーてー無理だが、Joe Perryもよく演っているトーン(のはず)。甘くキレイで切ないトーンのハイポジ、一転”マッド”で”ジャリッ”とした切れ味鋭いローポジ。これは使える!!
この値段でこんなギターがあるんやぁ~、というのが率直な感想。逆にアッセンブリなど安いものを使ってるだろうから、早く”足がくる”のが残念でもあります。是非、よりよい材・パーツを使って同じデザインのものを本家PRSさんに¥25万くらいで作ってもらいたいですな。