Chicago51

ギター、ジャズ、BABYMETAL...ぼちぼちと

ヒスコレ比較~その2~

2009年11月08日 | その他

第二弾は指板、フレットにフォーカスを当てます。15F~22Fのアップです。

ヒスコレとレギュラー・ラインのとの比較のため、弦張替え作業中の'91製VSにもご登場いただきました。

 

SKB

色 : 赤黒系。

油分 : 多めでツヤツヤ。

表面 : 導管が目立つ。指に心地よいフィット感。

フレット : ワイド & 低め。

 

R9

色 : 茶黒系。

油分 : 多めでツヤツヤ。

表面 : 導管はほとんど目立たず、ツルツル。指には硬質な反発感。

フレット : ワイド & 低め。この年からフレッティング作業に新しい技術が採用されたそーな。

バインディング : こちらもこの年から、1弦側・6弦側の指板とバインディングのエッジを丸く仕上げているのが、よく観ると分かると思います(はずです)。プレイ・アビリティーに結構好影響があります。

 

MB

色 : 赤黒系。

油分 : 少なめ、乾燥肌気味。

表面 : 導管はほとんど目立たず。

弾き込むにつれ、だんだんツルツルしてきましたが、購入当時は、ヤンキーめ、仕上げ作業を一工程忘れやがったな!?ってくらいカサカサしてました。研磨跡なのか、もとからこういう材なのか、斜めにウネウネ走る線がご覧いただけると思います(はずです)。 ショップに展示されてた他の'09年製Mike Bloomfield VOS、シグネイチャー・AgedやノーマルなR9も同じ外観でした。

 

VS

指板 : ローズ・ウッドってことですが、ヒスコレとは質が全然違いますね。色は明るい茶が強く、表面はザラザラで硬質感がありません。

インレイ : 辺は凸凹していて、指板との隙間をなにかで埋めてますね。ヒスコレも'01年くらいまではこの作りでした。

フレット : 角のある山の仕上げです。ヒスコレは、ラウンド(丸い)仕上げになっています。

バインディング : 厚め。

あちぁ~ 数年、実家でゆるめた弦を張ったまま眠らせてたので、フレットの弦に触れてた部分が錆びちゃってます。音、演奏上問題ない(はず)ので、そのまま使ってます。 

カスタムショップ製とは、使っている材のグレードが違おーが、機械の流れ作業で作られよーが、これぞギブソンのレスポール!というサウンドがでりゃ、いいのです。          


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