『目からウロコ』で、菅野義孝氏が アルバム 『Take Ten』 での、
巨匠の ES-175 とギブソン・アンプの音を褒めてらっしゃるのに、今頃 気づきましてね。
『Take Ten』...Paul Desmond かぁ~
『Concierto』...ノーインパクトやったなぁ~
でも、ボサノヴァ演ってたなぁ~
このあと 『イパネマの娘』 も控えてるしなぁ~
この夏に、ちょうどエエなぁ~
と、
検索してみたところ、「これもか」「これもか」と、
いったい何作 共演しとんのや? てくらい、ジム巨匠との共演作がありやしてね。
とりあえず、P-90 の 175期最優先で、『Take Ten』 ほか、何枚かお取り寄せ。
Take Ten / Paul Desmond

★★★☆
#1 Take Ten
#2 El Prince
#3 Alone Together
#4 Embarcadero
#5 Theme from "Black Orpheus"
#6 Nancy
#7 Samba de Orfeu
#8 The One I Love(Belong to Somebody Else)
Paul Desmond (as)
Jim Hall (g)
Gene Cherico (b #2~#8)
Connie Kay (d)
Gene Wright (b #1)
1963 NYC
ポール作曲の #1 は、当ブログで何回も登場する 『Take Five』 の後日譚的な曲らしいッス。
『~ Five』 に比べると「あ、そう」程度のレベル。
それっくらい 『~ Five』 が、オッソロシイ吸引力を持つ名曲・名演てことですわw
Stan Getz や、Zoot Sims も個性的やが、このポールの
静かで
柔らかく
吸引力
のある Alto Sax は、聴けば聴くほど凄いなw
#2、#4 が、ポールの作曲ですが、どスタンダードの #3、#5 に負けぬクオリティー。
コンポーザーとしての能力も極めて高し。
その #2 や #7 を筆頭に、コニーのブラジリアンなドラミング&ブラッシングがとても効いている。
ジム巨匠に耳を移すと、ケツの 3 曲の演奏と音がエエなぁw
落ち着いた美しいメロディラインに、「ドキっ」とするような音を織り交ぜるんスよねぇw
ま、全編的にギターは控えめですな。