前回の続きです。
測候所というから、何かを測るということなのでしょうか。ここでは角度を測るだけの意味でなく、熱を測る、真意を測るという場所のように僕は捉えました。そういえば、京都の美術館にもあの一つ鱗の幕がありましたね。あの時はわかりませんでした。
奥に見えるのは、明月門といい、かつて鎌倉の建長寺派の明月院にあった門だそうです。明月院はアジサイ寺として有名ですね。室町期のものだそうです。
待合棟。建物は四面をガラスで覆われ、箱根外輪山が見渡せます。突き当りは海(相模湾)が見える展望台。
この辺りで採れる石は、小松石と言われるお墓などに使われている、かなり固い石です。