平櫛田中は明治5年生まれ。昭和54年まで107歳の寿命を全うするまでの長寿彫刻家。田中(でんちゅう)は写実的な作風で、高村光雲、荻原碌山、朝倉文夫などと並び近代日本を代表する彫刻家の一人です。昔、でんちゅうとは読めなくて、「ひらぐし・たなか」てなんだろうと不思議でした。まあ、そんなもんのあたくしww
有名な言葉に・・・
不老 六十七十ははなたれこぞう おとこざかりは百から百から わしもこれからこれから
とは田中がたびたび揮毫していた書。よく揮毫していた言葉です。
「いまやらねばいつできる わしがやらねばたれがやる。」・・・この言葉も僕の心に響きますww
東博も3年ぶりにソファーが置かれています。コロナの時は撤去されていたような?
田中の作品は、彩色がないほうが好きです。色付けると、人形に見えてしまうのです。