チワワファミリー(chihuahua-family)です!!今は、ロンパパ、サラママ、そして奇跡の子リリー

ロンパパとサラママは、3回の出産で14匹の子供がいます。その生い立ちと別れ、我が家の3匹の様子の日記をお届けしています。

夏の思い出(1) 有明海

2010年09月12日 | 日記
 この夏、私の故郷に帰り昼過ぎから、有明海に出かけた。私は、有明海が好きだ。干潮時には、どこまでも続く、干潟が現れ、その上では、ムツゴロウ、カニ達が干潮を待ちわびて、干潟の上に出てきて遊んでいる。見ているだけで、その生命力ある活動と動きに楽しくなる。今年も、それを期待して干潟を見に行った。

 そこには、何と、小さなかにすらいなくなってしまった「干潟」が広がっていた。

 有明海の干潟  

 変わり果てた干潟で、「潟遊び」に興じている人たちが大勢いた。

 

 潟まみれになり、潟の中で、潟スキーや桶などを体験したり、腰ぐらいまで潟の中に入り動き回って、楽しそうに遊んでいた。

         

 当然そこには、生き物はいない。潟は生き物の宝庫でなく遊び道具だけに変わり果てていた。

 潮が満ちて来るのを待って、釣りを開始した。最近は、釣果はかなり少なくなってきたが、何匹かの魚は釣れていた。ハゼ、ボラ、ハクラ、グチ等有明海の代表的な魚が釣れた。
今年も、何らかの魚をと期待して第一投の投げ釣りを投げた。

         

 景色は、抜群。向こうに見えるのは島原半島と普賢岳。

 釣りのほうは、ひどいものだった。あたりが、何と一回もないのだ。
 竿は、6本ぐらいを投げているのに、夕方から、夜満潮まで、4時間ぐらいの間、全く1回もあたりがなかった。

  「有明海は、死んでしまった。」と感じた。
 「ほら、見てみんしゃい。漁船が一隻もおらんじゃろうが。酸素不足で、魚はおらんとよ。もう、魚は取れん。」通りかかった地元の漁師の人が言っていた。

 あのきれいな、有明海が死んだ黒い海に見えてきた。
 

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