アロマセラピーは、精油(エッセンシャルオイル)を用いて、香りを楽しみリラクゼーションを得て自然治癒力を高めたりまた病気の治療や症状の緩和などに利用される心や体の不快な状態をよい方向に導く自然療法です。
主な方法は、香りをかぐ芳香浴やアロマバス、アロママッサージなどがあります。
アロマセラピーのがんの治療に用いられる目的には患者の精神的症状の改善効果やがんに伴う痛みなどの身体的症状の改善効果、抗がん剤療法などの副作用軽減効果などです。アロマは鼻から脳へ届き香りとその成分で心と体に効果を発揮します。
マッサージやお風呂などに使用した場合は、皮膚から血液・リンパ液へ吸収されていきます。
アロマセラピーを行う時の注意点です。
①精油について
精油の中には女性ホルモンのエストロゲン様作用があるものがあります。
女性特有のがん患者さんは、そのような精油の利用を避けたほうがよいでしょう。
精油によっては、まれに皮膚の障害が起きることがありますのでアロマセラピーを行う場合
専門知識・技術のある人に相談しながら行うことと治療後の方が安心かもしれません。