竹林亭白房

金井夕子さん!★日記

昨日は月刊角川『短歌』が発売されたので、自分の佳作入選作を記したが、それよりも、とても驚いたことがあった。それは、自分が佳作で選ばれた大塚寅彦選で、その「秀逸」十首のなかに「厳しくて窮屈な家飛び出せば日本テレビで『スター☆誕生!』/金井夕子」という作があったからだ。

えっ!金井夕子!……まさか、当人じゃないよな、誰かが自分の経験を金井夕子にかさねて詠んだのではと思った。
したところ、選者の「選後評」を読むと、「……実力派アイドルだった歌手の、短歌による自叙伝風の一首」とある。これって、御本人なのか!……と。

嗚呼、今でも、WALKMANやPCに入れた音源で、時折思い出しては、「パステルラヴ」や「ジャストフィーリング」を聞いては、一年間だけ住んでいた札幌のことを思い出す。もちろん、今でもシングルやLPレコードは持っている。時間のあるときは、ターンテーブルにそれらの盤をのせて聞くなんていうのは、贅沢なひとときである。また、2nd.アルバム『invitation』は、日本のポピュラーミュージック史における名盤だ。

その金井夕子さんが短歌をたしなんでいるとは、こんな驚きはない。自分も細々と短歌を詠む身としては、四十数年のときを経て、何か接点ができたかのような思いで心楽しむばかりである。

また、今回金井夕子さんが入選された作が、自分が三年前に「朝日歌壇」で入選した「気づまりな町を出たくて飛び乗った夕張支線まもなく廃止」と、僣越ながらどこかかさなる気もして共感した。

□本日落語三席。
◆柳家さん喬「締め込み」(NHK総合『桂文枝の演芸図鑑』)。
東京渋谷NHK放送センター、令和3(2021)年4月25日OA。

◆桂南天「一文笛」(ABCラジオ『日曜落語なみはや亭』)。
大阪日本橋国立文楽劇場、令和3(2021)年1月30日※生放送(第119回「上方落語をきく会」※夜の部)。

◆初代桂春團治「野崎詣り」(ABCラジオ『日曜落語なみはや亭』)。
SPレコード。

コメント一覧

chikurin0223
コメントありがとうございます。
どうも奇矯なブログネームをつけていますが、私は落語家でなく一般人です。紛らわしくてすみませぬ。

ネットでなつかしいお姿を拝察できてうれしい限りです。
ぱふパパ
先週のライブで
金井夕子さんに
竹林亭白房なる落語家さんを
ご存知ですか? と訊かれましたが

残念ながら
落語好きの私ですが
存じ上げませんと答えました

夕子さん
35年ぶりに復活してますよ

毎月
自由が丘で歌っておりますので
1度お越しになりませんか?

http://blog.yukokanai.namaste.jp/
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